お前は？【普とにょ普】

92が.窮地に陥った時はにょ普と普の両方が存在しているという妄想です。（７年戦争編）■
クーネルスドルフの戦いで、5万3千のプロイセン軍は7万のオーストリア・ロシア連合軍に壊滅的な敗北を喫する。親父も上着を打ち抜かれ落馬。ベルリンも無防備となりギルベルトも瀕死の重傷。呼吸も苦しく腕を動かすことさえ叶わない。■このまま消えるのかという想いがよぎる中、このまま消えるプロイセンじゃねぇ！なんとしても生き抜いてやる！という意思から体がふっと軽くなり、次第に想いが輪郭を現す。「お前は？」「あたしはあんた。プロイセンよ」自分を模したもう一人の自分が現れた。手をさしのべれば呼応する感覚。■「お前が現れたということは俺は役目を終えたのか？」国を持たず土地を持たず生まれた曖昧な存在。動かない体、自由な体を持つ自分の半身の出現で、全てから開放され安堵するような寂しいような感覚。■「プロイセンがそんな弱気でどうする･･･必ず取り戻してみせるから。待ってろ」にょ普の小さなつぶやきが漏れる■■･･･という話が読みたいです(・ω・)ノにょ普は身を張ってブランデンブルクの奇跡を招いてくれるに違いない！！投稿順番逆になってしまいました。■続き■illust/18440284