【青の祓魔師】雪男の祓魔銃　－　コルトドラグーン【銃作画資料】

マンガorアニメ「青の祓魔師」に登場する拳銃。主人公・燐の弟で祓魔師である雪男が使用する二挺拳銃で、多数のカスタマイズが施されている。（この銃の資料が公開されているわけではないので、不足分は実銃を参考に補った。カラーリング等も一部原作とは異なる）この銃はM1911A1コルトガバメントの改造銃だ。M1911A1は製造から90年以上たちながらも未だに世界各国で現役である軍用拳銃で、これまでに数千万挺が製造された、名銃中の名銃だ。M1911A1は市販の改造パーツやガンスミスによるハンドメイド製のパーツが星の数ほども存在し、パーツを組み合わせて簡単にカスタマイズ出来るという特徴を持っている。これらを踏まえて順番に雪男の銃を見ていこう。まず、二挺拳銃という仕様から、一部の操作ボタンを除き、左右対称に作られている点が大きな特徴だ。本来なら銃の右側に設置されているはずの薬莢の排出ポートは左右両側へと大きく拡張され、薬莢を真上に排出する構造になっている。また片手で使用する為か、スライド内部に軽量化の為の肉抜きが施されており、銃口周囲は特に大きく削られている。撃鉄と引き金も肉抜きされ、細部に渡って徹底した軽量化が施されている事が分かる。弾倉は標準的な7発弾倉。本来の弾薬は.45口径弾だが、片手で使用するには反動が強すぎる為、低反動の.380ACP弾に換装しているかもしれない。二挺拳銃である事を前提とした合理的なカスタマイズが施されており、実用性が非常に高いのが特徴だ。細部まで趣を凝らしたマニアックな改造なので、銃のデザインをした方がガンマニアなのかもしれませんな。