弥勒菩薩半跏思惟像 広隆寺 奈良【一仏目】

美しいでござる。
文句なく。
仏像を、美術品として見る最初の衝動になった仏さんです。
やいのやいのと言いますが、キレイ、スゴイって、シンプルに、いい、って、国境人種性別年齢他様々な壁を楽々スイッと越えた絶対的なものだと思います。好みは抜きにして。音なぞはもっと本能的にみんな気付いているね。歌詞解らないのに、泣いている。もちろん歌詞という、詩という文化もございますが、直接的快楽よりも後に来ることは間違いない。いいものは、国境なんて関係ございません。心地いいもんはここちい。人間だから。変わらない。
今、現存する仏像をなぜ好きか。
仏教に帰依しているわけではありません。
ただ、作った人の、何だろうなー、「腹減ったー」とか「金がねー」とか「めんどくせー」とか頭の隅っこにおきながらも、多分ね、作る脳みそのスポットにピタッっとハマって作ったんだろうなっていう1300年前のアドレナリンを感じるから。
見てるこっちも気持ちがいいし。
手で作ったものは気持ちがいいし。
ということで。
108仏描いて、煩悩をめった打ちにしようと思います。
ほぼ日刊なので、糸井さんのマネです。
いずれ、ブログかHPにと思いつつ、まだ煩悩撤去一体目なので、こちらにお世話になります。

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2011-05-30 22:35

 totetita


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