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のに圭司は、そんな沙月の努力をあざ笑うかのように、さんざん濡れたその部分で指先をゆっくりと動かしはじめる。薄いコットンの下着ごしに小陰唇をそっとなぞり、固く尖ったクリトリスを優しく押しつぶす。
「すごい……水原のパンツ、びしょびしょになってるぞ……。やっぱりおまえ、感じてたんだな……」
「バ、バカッ……そんな……動かしちゃ、その……ん、んんっ……」
「気持ちいいんだろ? それとも……まさかとは思うけど、もうイキそうなんじゃないよな?」
「し、知らないッ…」
そう答えたものの、沙月にはよくわかっていた。
あと少し。たとえば固くなったクリトリスを軽くひねられるだけで、彼の言うとおり、すぐに自分はいってしまいそうなのだ。
腰が熱くとろけるような、頭の中心が痺れるような感じ。これほどに甘く切ない快感は、自分一人の行為では絶対に味わうことなどできないものだ。
「なぁ、水原? おまえって、どうすればイクんだよ?」
圭司はいつになく真剣な表情でそんなこと沙月に訊ねる。彼の明るい茶色の瞳がキラキラと輝いている。
「やっぱ直接触った方がいいのか?」
「そ、そんなこと、言えるわけ……ぁっ……つっ……!」
べっとり濡れた沙月の下着を、圭司が指先で軽く引っ張る。
ひやりとした図書室の空気に沙月の火照った性器がさらされる。
そして、ぴちゃりと軽い水音。すぐに甘い快感。愛液にまみれたスリットに、圭司の指が直接触れている。
心の底まで溶け崩れるような衝撃に耐えようと全身に力をこめ、けれど下半身にはまったく力が入らない。喉も痺れて、歯を食いしばっても、鼻から甘い声が漏れてしまう。
「ん……くッ……んッ……ふぅッ……うぁ……」
微かに震える圭司の指が沙月の小陰唇をなぞり、とろとろとした愛液の出口をこねくり、やがて尖ったクリトリスを軽く押しつぶす。
無意識のうちに待ちわびていた快感だった。沙月の腰はわななき、思考が一瞬で停止した。スリットから熱い雫がドロリと漏れ
「すごい……水原のパンツ、びしょびしょになってるぞ……。やっぱりおまえ、感じてたんだな……」
「バ、バカッ……そんな……動かしちゃ、その……ん、んんっ……」
「気持ちいいんだろ? それとも……まさかとは思うけど、もうイキそうなんじゃないよな?」
「し、知らないッ…」
そう答えたものの、沙月にはよくわかっていた。
あと少し。たとえば固くなったクリトリスを軽くひねられるだけで、彼の言うとおり、すぐに自分はいってしまいそうなのだ。
腰が熱くとろけるような、頭の中心が痺れるような感じ。これほどに甘く切ない快感は、自分一人の行為では絶対に味わうことなどできないものだ。
「なぁ、水原? おまえって、どうすればイクんだよ?」
圭司はいつになく真剣な表情でそんなこと沙月に訊ねる。彼の明るい茶色の瞳がキラキラと輝いている。
「やっぱ直接触った方がいいのか?」
「そ、そんなこと、言えるわけ……ぁっ……つっ……!」
べっとり濡れた沙月の下着を、圭司が指先で軽く引っ張る。
ひやりとした図書室の空気に沙月の火照った性器がさらされる。
そして、ぴちゃりと軽い水音。すぐに甘い快感。愛液にまみれたスリットに、圭司の指が直接触れている。
心の底まで溶け崩れるような衝撃に耐えようと全身に力をこめ、けれど下半身にはまったく力が入らない。喉も痺れて、歯を食いしばっても、鼻から甘い声が漏れてしまう。
「ん……くッ……んッ……ふぅッ……うぁ……」
微かに震える圭司の指が沙月の小陰唇をなぞり、とろとろとした愛液の出口をこねくり、やがて尖ったクリトリスを軽く押しつぶす。
無意識のうちに待ちわびていた快感だった。沙月の腰はわななき、思考が一瞬で停止した。スリットから熱い雫がドロリと漏れ
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2011-06-18 23:23
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