雨宿り

涙を隠すために傘を差さないでいた。でもいつしか雨はやんでいて、気付けば隣には姉さんがいたんだ。
涙の雨はやまないけれども心の曇りは晴れていく気がした。
「泣きたいときは泣きなさい」そう言った姉さんの目にはどうしてか雨粒が溜まっていた。 (今夜星が降るこの場所で)
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2011-06-30 21:46

 あさ


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