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小説版が一番だけどアニメや漫画は色々肉付けというか話が膨らんでる人が多くて楽しかったです、定文さんなんかは原作じゃ名前でてるだけの脇役なのになんかカッコいいし狂ってるし色々大活躍で惚れました、大川さんも原作でも中々だけど映像で見ると凄いよね大川さん、屍鬼より怖くて強い大川さん！！

こういうノスタルジック和風ホラーというか、ひぐらしのなく頃にとか八つ墓村とか犬神家の人々とか凄くいいですよね、八つ墓村をオマージュにして、屍鬼とひぐらしと金田一をぶち込んで書いてた小説で「ヤツハカ」というのがあるんですけど、これもいつか老後にでも完成させたいなと思うのですよ

燃え落ちる偽教会の中での、沙子ちゃんｖｓ大川富夫さんのラストバトルを描いてみようと思いまして、原作でもアニメでも漫画でもこのシーンが一番好きなんですよねー、ステンドガラスはフィルターかければ簡単だけどＯＰみたいな感じに元の絵を残すの難しいねと、炎はゆらゆらになるフィルターかけると

アニメは終盤駆け足になってしまい原作５巻でこれまでやられほうだいだった屍鬼を逆に惨殺しまくるところがいろいろカットされてて残念でした、これまで半年、耐えて耐えて耐えまくった末の反撃ってやっぱりカッコいいですよね、起き上がりは人間じゃないから何をしてもいいんだヒャッハー！！

アニメは１話で原作の１巻まるまるやっちゃったあたりが物凄くて、つーか原作の１巻って恵ちゃんが行方不明になって見つかったけど様子がおかしくってただの貧血のはずなのに衰弱死しちゃったというだけの内容なんだよな、原作の１巻２巻はたまに読み返すなら色々伏線張ってあって面白いけど普通に読ん

それにこの展開が許されるなら、小説で唯一納得いかなかった沙子ちゃんと坊主愛の逃避行伊豆温泉めぐり旅行満喫のあたりが普通にしんで終わるのでは！「私と一緒に死んで！」（ｃｖ悠木碧）とか言われて死ななきゃ嘘でしょとか期待した僕が馬鹿でした

小説版で一番びっくりしたのは誰がどう見たって主人公の結城夏野くんが中盤でリタイヤしてしにっぱなしなとこだっただけに漫画版で許せないところは夏野くん復活大活躍のあたりだったのですが、まあ全く同じじゃつまらないし夢の展開ということでこれもありかなとおもいます

漫画も先日ようやく完結、丈ながな上許せないところも幾つかありますが同じくらいいいところもあるし、何より最初が漫画版だったために小説も漫画版の絵で脳内アニメになって動いてアニメ版の声でしゃべってくれてたのが色々補完して楽しいものでした、たぶん小説版を最初に読んだら投げ出してると思い

屍鬼面白かったですよね、漫画の１話見て気に入ってブックオフで原作全巻そろえて表紙が壊れて本が割れるくらい読み返しました、いやもう理想のライトノベル（違います）ですよね、４巻あたりの絶望感と最終巻のはっちゃけぶりがたまらないです