鬼 in 香霖堂
萃「いや〜やっぱりココはいいね。本来は外の世界のお酒なんて滅多に味わえないのに常に補充されてるなんて最高だなぁ」霖「ちょい待ち」(ガシッ)萃「お?私浮いてる…なんで?なんで?」霖「(鬼の角には感覚が無いのか…?)勝手にウチの非売品を持って行くんじゃない」萃「おぉ、なんだ霖之助か。というか鬼の角はデリケートゾーンなんだぞ〜責任とれ責任〜」霖「なら頬っぺたを掴もうかい?」萃「ニャハハ…それは勘弁。よく私がいるのが分かったね?」霖「君は博麗神社の宴が終わると毎回香霖堂に飲み直しに来るからね。とにかく、君の酒豪っぷりは既に熟知してるんだ。これ以上商品を飲まれたらたまったもんじゃない」萃「大丈夫大丈夫!今日はこの1本で最後になるのを保証するからさ」霖「どういうことだい?」萃「このお酒の名前を見てごらんよ」霖「ふむ“鬼島津”か…。この名はかつて外の世界が戦の絶えなかった頃に活躍したある武将の異名だね。その名が示す通り、鬼のような戦いを繰り広げたとか」萃「まあ蘊蓄はその辺でいいや。これは私が思うに鬼の酒だよ。普通の人間や妖怪、勿論半妖が呑んでも普通のお酒だけど、私みたいな鬼が呑むと非常に強いお酒に感じるんだ」霖「にわかには信じ難いな…だいたい君が完全に酔ってる姿なんて見たことがない」萃「いーや本当だよ!鬼だって本気で酔いたいことがあるんだし、そのために作られるお酒だってあるもん。外の世界のお酒でも似たような効果を発揮したのは実証済みだしさ、だからいいでしょ?」霖「…よし、なら僕も一緒に呑ませて貰おう。君が2本目に手を伸ばそうとしたら阻止しないといけないからね」萃「信用されてないな…。まぁ一緒に呑む分には大歓迎だけどさ♪」…………〜翌朝〜…………勇「いや〜外の酒は上手いし桜も綺麗だし実に良い飲み直しができたよ。店主、また宴会があったら来るからな」霖「…今後も香霖堂を御贔屓に…」萃「………(汗)」霖「………」萃「あ…いや、あのね!まさか勇儀がついて来てるとは知らなかったもんで…」霖「………」萃「あ、あと!凄く美味しいお酒だったよ、鬼島津!!久々にホロ酔いもできたし」霖「………」萃「あぅ……」霖「結局朝までエンドレスだったじゃないか」(ゴン!!)萃「あいた〜っ!!」【追記】確かに2枚目はこっちみんなですねwww閲覧・ブクマ・コメント・タグ追加ありがとうございます!
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2011-07-05 21:48
Comments (8)
>雪ぼこりさん そう言って貰えて非常に嬉しいです!!ちょっとずつでもキャラを可愛く描けるように頑張った甲斐がありました(;∀;)私自身もプラプラ萃香は本当に気に入ってますwww
ぷらぷら萃香がかわええ……背中つままれたり、手乗りになったりに加えて、また新たな発見をしてしまったのです。は〜かわええ
>チーロさん 元ネタはその島津さんですww(BASARA大好き!)因みに霖之助さんは途中で何回も意識を手離しては姐さんに叩き起こされてますwwwwww
鬼島津と聞いたら「よか~」って頭の中でw鬼達と一緒に酒が飲める霖之助さんは勇者だと思いますww
>マキシマさん 【“プラプラ萃香”角を持って持ち上げると足をプラプラさせるよ!】こんなおもちゃが本当にあったら欲しいですな…´ω`*
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