恋の歯車はまわりだす19ぬくぬくな2人
むき出しの壁でせまいぼろぼろの真奈の部屋・・でも古いカーテンはきれいにつぎがあてられているし、段ボールの家具には丁寧に布が貼られている。
カーテンも姉妹達の服も真奈が少しでもきれいな生地の切れ端を探して、その小さな手で繕っていると思うと、胸に愛しさがあふれてきた。
「明さん?」
「好きだ」
「えっ?」
「好きなんだ、真奈ちゃん」
言葉が耳では聞こえているのに頭に入ってこなくてぼんやりと明を見つめる。
「驚かしてごめん。でも俺の気持ちをわかってほしくて。
ただのアルバイト先の店長でいるのは嫌なんだ」
まだぼんやりしている真奈に
「ごめん。嫌なら言ってほしい。」
悲しそうにうなだれる明にあわてて
「私は出会った時から明さんのこと大好きだったの!嬉しくて・・」
涙があふれだす。
「大好き」
「真奈ちゃん・・」
握る手に力がこもる。
「好きだ」
「私も」
明の顔が近づいてきたな・・と思った瞬間にはキスされていた。
自然に目が閉じる。
キスのしかたなんて知らなかったはずなのに、自然に明の唇を感じていた。
「おいっ、キスしてるぞ!」
「ばか、声が大きい。のぞくな;」
隣の部屋からのぞく美沙と智人。
「たく。壁に穴があいているなんてお前の部屋はめOんO刻か」
「しかしこれから毎日・・(2人のイチャイチャを見せつけられるのか・・)」
うんざり。
「智人う」
「?なんだ」
気づくと美沙の目がうるうるしている。
「俺たちもキスしようぜ」
「なにゃ?」
「キ・ス♡な~」
押し倒す。
「ばか!やめろ!」
続く
カーテンも姉妹達の服も真奈が少しでもきれいな生地の切れ端を探して、その小さな手で繕っていると思うと、胸に愛しさがあふれてきた。
「明さん?」
「好きだ」
「えっ?」
「好きなんだ、真奈ちゃん」
言葉が耳では聞こえているのに頭に入ってこなくてぼんやりと明を見つめる。
「驚かしてごめん。でも俺の気持ちをわかってほしくて。
ただのアルバイト先の店長でいるのは嫌なんだ」
まだぼんやりしている真奈に
「ごめん。嫌なら言ってほしい。」
悲しそうにうなだれる明にあわてて
「私は出会った時から明さんのこと大好きだったの!嬉しくて・・」
涙があふれだす。
「大好き」
「真奈ちゃん・・」
握る手に力がこもる。
「好きだ」
「私も」
明の顔が近づいてきたな・・と思った瞬間にはキスされていた。
自然に目が閉じる。
キスのしかたなんて知らなかったはずなのに、自然に明の唇を感じていた。
「おいっ、キスしてるぞ!」
「ばか、声が大きい。のぞくな;」
隣の部屋からのぞく美沙と智人。
「たく。壁に穴があいているなんてお前の部屋はめOんO刻か」
「しかしこれから毎日・・(2人のイチャイチャを見せつけられるのか・・)」
うんざり。
「智人う」
「?なんだ」
気づくと美沙の目がうるうるしている。
「俺たちもキスしようぜ」
「なにゃ?」
「キ・ス♡な~」
押し倒す。
「ばか!やめろ!」
続く
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2011-07-06 12:20
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