戦後の日本で用いられていた結晶生成技術
ゾーンリファイニングが登場する以前、日本の電気通信省の研究所では、独自の方法でゲルマニウムの結晶を生成していた。それは、木の枠にゲルマニウムの入った管を縦向きに固定し、それにコイルを跨がせ下から徐々に熱していくという、ゾーンリファイニングによく似た方法であった。コイルを低速で動かすために、コイルを動かす重りをバケツ内の水に浮かせて水を徐々に減らしていくという方法が用いられた。
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2011-07-07 14:13
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