警報！　Nシステムに追跡されています

★【Nシス】の話題に至ったので思い出話。★1990年代のある日の事。★前日開催された『コミティアin新○』に参加したワタシゃ、○潟ステーションホテルで目覚めた。★朝食のヴァイキングの席で、新聞の一面を見てビックリ。★前日早朝、関越道大泉の下り線道路管理用施設（練馬起点2.5km付近・バス停予定地）に、女性の死体が遺棄されていたのが発見されたのだそうな。★彼女が県内六日町出身だったので、日報紙は大きく取り上げたのである。★そう言えば昨日は、朝四時頃関越道に入り、六時間の行程で新潟入り（う〜ん、特急「とき」並みの表定速度だww）したっけか…と言う事は、その頃、もしかしてあそこに死体が転がっていたワケ…？★部屋に戻って、所轄の警視庁石神井警察署の捜査本部に電話を入れ、その頃「そこに何も停車していなかった事」を伝えた。★警「道路脇には何かありましたか？」私「いやソコ迄は見えなくて…」で用件は終わり。★その日はtodayを駆って、会津の沼沢湖の「妖精美術館」を訪ね、更に酷道、険道、憐道をウロウロしつつ、最終的には東北道西那須野塩原インタから東京に帰ったのである…が。★二週間程して警察から電話が入った。★警「失礼ですが…あ、todayの方ですね」私「ご苦労様です…」★あの日の該当時間帯に、あそこを通過した車輌、それを料金所のNシスから抽出、使用者を割り出して、電話でローラ作戦を行っていたのである。★早朝故少なかったではあろうが、一体何台が対象になって、全国に電話を掛けての地道な捜査で、こりゃ大変な苦労だわな。★事件は数ヶ月後に犯人が逮捕され無事解決した。★九州の女子学生殺人事件で、犯人の足取りがNシスで割り出され解決、本システムが公になった少し後のお話である。★遺棄現場は現在メンテ用の給水施設が造られ、結構クルマが休んでたりするのだが、流石に自分はそこに停める気にはなりませんな。★イラストは90年代のどっかで、当時属していたサークルの会報用に描いたヤツ。