暑中お見舞い申し上げます。
夏休みのプール教室からの帰り。
送迎バスの中は、今日臨時で入った女性指導員さんの話題で持ちきりだった。
「おっぱい大きかったよなぁ。」「やっぱ胸だろ。」「大学生だってよ。」「大人の魅力たまんね~。」
「バカじゃん、男子。」「うっせーブース。」等々。
(分かってないなぁ・・・)嘆息しつつ、ボクは一人、喧騒の輪の外に居た。
夏休み直前に転校して来たボクは、案の定ろくに友達を作れないまま連休に突入。
遊び相手も無く、早々に宿題を片付けた後は、終日家でゲームをして過ごす日々。
見かねた母親が見つけてきたプール教室のチラシに、
漠然とではあったが、このまま友達が一人もできなかったらという焦りもあったボクは、
一もニもなく飛び付いた。
淡い期待を胸に参加したものの、そもそもほとんどが友人同士での参加で、
既に出来上がっているグループの輪になかなか入るきっかけを掴めないまま“ぼっち”3日目。
この一週間の間に進展がなかったら・・・秋を飛ばして冬支度なんて考えただけでゾッとする。何とかしなければっ!その時だった。
「ガクもそう思うだろ?」不意にこちらに話を振られ、ボクははっと我に返る。
「オレ?オレは・・・腹かな?」そう応えたのは、ボクの隣に座っていた滝沢学。クラスメートだ。
いわゆるガキ大将というのとは違うのだが、勉強も運動も出来て、背も高くて顔も良くて、
しかしそういう部分を鼻にかけるでもなく、
何というか同学年にしては少し大人びた雰囲気の、
とにかく目立つ存在だった。
だから覚えていたのだけれど。そんな事よりも・・・。
「はぁ?」「腹って何だよ?」「マニアック過ぎw」
まるで変態とでも言わんばかりの周囲の反応に肩を竦めながら、
滝沢学はボクの方を向いて言った。「腹だよなぁ?」
『うん・・・いいよね、腹筋。』「だろ?」
我が意を得たりとばかりにニヤリと笑いながら、何故か握手を求めてくる滝沢学。
こうして、ボクに最初の友達が出来た。
送迎バスの中は、今日臨時で入った女性指導員さんの話題で持ちきりだった。
「おっぱい大きかったよなぁ。」「やっぱ胸だろ。」「大学生だってよ。」「大人の魅力たまんね~。」
「バカじゃん、男子。」「うっせーブース。」等々。
(分かってないなぁ・・・)嘆息しつつ、ボクは一人、喧騒の輪の外に居た。
夏休み直前に転校して来たボクは、案の定ろくに友達を作れないまま連休に突入。
遊び相手も無く、早々に宿題を片付けた後は、終日家でゲームをして過ごす日々。
見かねた母親が見つけてきたプール教室のチラシに、
漠然とではあったが、このまま友達が一人もできなかったらという焦りもあったボクは、
一もニもなく飛び付いた。
淡い期待を胸に参加したものの、そもそもほとんどが友人同士での参加で、
既に出来上がっているグループの輪になかなか入るきっかけを掴めないまま“ぼっち”3日目。
この一週間の間に進展がなかったら・・・秋を飛ばして冬支度なんて考えただけでゾッとする。何とかしなければっ!その時だった。
「ガクもそう思うだろ?」不意にこちらに話を振られ、ボクははっと我に返る。
「オレ?オレは・・・腹かな?」そう応えたのは、ボクの隣に座っていた滝沢学。クラスメートだ。
いわゆるガキ大将というのとは違うのだが、勉強も運動も出来て、背も高くて顔も良くて、
しかしそういう部分を鼻にかけるでもなく、
何というか同学年にしては少し大人びた雰囲気の、
とにかく目立つ存在だった。
だから覚えていたのだけれど。そんな事よりも・・・。
「はぁ?」「腹って何だよ?」「マニアック過ぎw」
まるで変態とでも言わんばかりの周囲の反応に肩を竦めながら、
滝沢学はボクの方を向いて言った。「腹だよなぁ?」
『うん・・・いいよね、腹筋。』「だろ?」
我が意を得たりとばかりにニヤリと笑いながら、何故か握手を求めてくる滝沢学。
こうして、ボクに最初の友達が出来た。
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2011-07-14 02:51
Comments (6)
生地越しに頬擦りとか最高のご褒美。おへその窪みに鼻先をグリグリして反応を楽しむのです!(早熟にも程がある)>Dr.P さん
いつまでも到達できないおねーさんの腹筋をめがけて泳ぐことで泳力が付くわけですね!目標達成できたらもちろんご褒美ですよね!
水に潜って蠢く下半身に想いを馳せるとアラ不思議、水温が急上昇!これを人は男暖房t>みこやんさん
照り返しと濡れた水着の光沢が奏でる極上のシンフォニーは腹筋の魅力相乗増しです>ぶちょしゃさん
立ち止まったお姉ちゃんの腹筋に顔を埋めちゃったり! 元気になっちゃってプールから出れませんな~( ̄∇ ̄)
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