ケマアニド王国空軍 AR/T-335c

19xx年初頭、ケマアニド王国空軍はWWⅡ戦後処理のドサクサに紛れてDo-335の実機と部品一式等を手に入れることに成功した。世界の空は既にジェットの時代へと移り変わりつつあったが、何かが彼らの心を打ったらしく海賊版…もとい、独自に次元昇華させた新型機として、王立航空工廠ARSYと王立宇宙機関TGBに製作を命令。  こうして間に合わなかった高性能機、Do-335はケマアニド王国空軍AR/T-335 PUHA(PUHAはケマアニドの古い言葉で「炎の鳥」の意)として再び羽ばたく事になる。 当機は量産こそされなかったものの(出来なかったという説もある)ケマアニド王国空軍の主力戦闘機として、199x年まで延べ11機が運用されたと伝えられる。  画像にはそのAR/T-335c PUHAの他、P-82に影響を受けて貴重なAR/T-335を2機繋いで試作したと言われる双胴タイプ、AR/T-670 PUHAPUHAの姿もある。 このAR/T-670 PUHAPIHAは135度の急角度での上昇すら可能であったとされるが、45度での上昇と何が違うのかは不明である。  2003年6月現在、AR/T-335c及びAR/T-670は共に退役しており、事故で失われた7機を除くAR/T-335cの2機とAR/T-670試作機はケマアニド王立軍事博物館へ贈られ、博物館の屋外に展示されているようだ。 ……正直、この長さは小説で投稿した方が良かったような気もする。正直すまんかった。

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2011-07-21 02:33

 まど


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