村紗

窓7だと星霊船が動かなかったでござる■柄杓で水を汲みいれて船を沈没させるなどと信じられた幽霊。水難事故で他界した人の成れの果てといい、人間を自分たちの仲間に引き入れようとしているという[1]。その害を防ぐためには、握り飯を海に投げ入れたり、底の抜けた柄杓を用意したりするなどの方法が伝えられている。土地により亡者船、ボウコ、アヤカシなどとも呼ばれる[2]。同様に海の怪異として知られる海坊主も、地方によっては妖怪ではなく船幽霊の一種とされる[3]。

その姿は地方や伝承によっていくつかに大別され、船と亡霊が水上に現れるもの、帆船など船そのものが亡霊として現れるもの(いわゆる幽霊船)、人の乗っている船の上に亡霊だけが現れるもの、海坊主や怪火として現れるもの、山や断崖などの幻影や怪音現象として現れるものなどがあり、以上の現象のいくつかが組み合わさった例も見られる[1][2]。海上での伝承が多いが、海のない地方でも河、湖、沼に現れたともいう[1]。高知県に伝わる鬼火の一種・けち火も船幽霊と見なされることがある[4]。

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2011-07-24 23:54

 油実瑠


Comments (2)

油実瑠 2011-07-27 22:23

ラムさん>碇って実際の重量ってどんだけなんやろ////

ラムタイズム 2011-07-26 23:01

正にアンカー使いムラサ!かっこいい!

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