零度風の主・霜鱗竜

久々にドラゴン描いてみました。イメージは「氷の竜」ですかねぇ。もっと透明感とか冷たさとかがあらわせる描写が出来たらよかったですけどね。やっぱりドラゴン系クリーチャーは描いてて楽しいですね。(上手下手は置いといて…)自分の知らない幻獣とかモンスターとか、知ってる人がいたらトライしてみたいので、教えて欲しいですねぇ…。~~~F.T.G.27(フレーバー・テキスト・外伝)~~~冷やされた風と懐かしき翼の音に青年は足を止めた。見上げるとそこには、故郷の懐かしき友「霜鱗竜」が佇んでいた。その棘は氷柱、その鱗は氷結晶ごとく、そして羽ばたく翼は氷のように透き通り、蒼く澄んだ瞳が青年を見つめる。(青年)「本当にあの霜鱗竜か?懐かしいなぁ。こんなにも成長したのか。」緊張の糸が解けた青年は、満面の笑みで竜に話しかける。竜も嬉しそうに喉を鳴らしながら、青年の撫でる手を受け入れる。(青年)「ところで、どうしてここに?まさか、俺を追ってきたのか?」質問を終えるより先に、竜の影から一人の女性の声がした。(女性)「半分正解、半分間違い。探してたのは本当だけど、この子だけじゃなくて、私のことも忘れてもらっちゃ困るんだけど?」(青年)「ぇ?…ぁ!」

11
9
1324
2011-07-30 19:36

 鉛筆工房【IRITH】


Comments (0)

No comments

Related works