【PixivFairy育成企画】クロバ【高位妖精】
「男の子の成長は早いっていうけど、本当ねぇ……」
妻はしみじみとクロバの服の寸法を計りながら呟いた。
「ちょっとなんだか照れくさいです、お母さん。」
少し赤面したクロバがハズカシそうにうつむく。
気がつけばクロバと目線が近くなっていた、時間の流れは早い。
相変わらずのみたらし団子好きだが、変化があると言えば、あれほど幼いときはヤンチャでよく騒ぐクロバが落ち着きを出してきたところだろうか。
舌足らずだったあの頃に比べて日常会話も普通にしている。そして知識の飲み込みも早い。特に飲み込みが早く優秀なのはやはり植物関係。以前は枯れた植物を再生させることが出来ず、悔しがったというのに今は触れると枯れた植物が再生する。
「…クロバ、お前が来てどれくらいが経ったかな、早いものだな…ゴホっごほ」
「お父さん、大丈夫ですか?薬は飲みましたか?」
「大丈夫だ、ただの持病だ、そう心配するな」
心配そうな顔をして駆け寄って来るクロバの頭を撫でてやる。
ここ最近、私は成長するクロバを見るたびに、今後を心配するようになった。
クロバの成長は嬉しい、だが私はあとどれぐらいクロバと共に生きていられるだろう。もう私も妻も老い先短い。いつまでもクロバのそばにいてやれないことぐらい、妻も私も知っている。
ああ、神様。いらっしゃるならば、せめて最後のときまで、この子と一緒にいられるようお願いします。
この子が普通の子どもではないことぐらい知っている。
だけど他の子と同様誰かと恋をし、子どもを作り、幸せな家庭を築く権利があるはずだ。なぜならこの子は例え血は繋がっていなくても私たちの大事な子どもだから。
「…………………クロバ、その鳥はなんだ?……っていうか、鳥………なのか?」
ふとクロバのほうを見ると白い鳥が肩に止まっていた。
ガスマスクをつけた鳥が。
「やだな、お父さん、この子、梟ですよ。」
「………ふく、え?」
「梟ですって。」
この世は不思議で溢れている。
梟らしき鳥はこちらを興味深げに見つめている。
向こうからすればこちらがおかしいのだろうか。
------------------------------------------【ある老人の手記】
---------------------------------------------------------------------------
早いもので、クロバの進化もあと最高位を残すのみとなりました。
マイピク限定公開も含め、高位進化枚数到達しましたので、高位を投下させていただきます。
妖精誕生(人間換算で0才から6才ぐらいまで)◆大きさ:手のひら(大)サイズ【illust/19349010】→中位妖精(人間換算で7才から10代前半まで)◆大きさ:赤ん坊サイズ【illust/19755367】→高位妖精(人間換算で10代後半から20代前半まで)◆大きさ:150cm後半ぐらい【今ココ!】
【変化したところ】
髪の毛伸びた
植物を扱う魔法も効力が強くなった
(枯れた植物を一気に復活させることが可能、種から若木まで生長させられる。など)
性格が落ち着いて、冷静になった。
口調が敬語口調に。
人間換算して10代後半から20代ぐらいの知能の持ち主です。会話も普通に出来ます。
【変化が無いところ】
相変わらずみたらし団子が好きです。
好奇心旺盛なところと雨の日が好きなのは変化無く。
ただし昔みたくずぶ濡れで帰ることはないです。ちょっと寂しいとかオモッテナイ。
◆キャプション随時変更
最高位まであと12枚
妻はしみじみとクロバの服の寸法を計りながら呟いた。
「ちょっとなんだか照れくさいです、お母さん。」
少し赤面したクロバがハズカシそうにうつむく。
気がつけばクロバと目線が近くなっていた、時間の流れは早い。
相変わらずのみたらし団子好きだが、変化があると言えば、あれほど幼いときはヤンチャでよく騒ぐクロバが落ち着きを出してきたところだろうか。
舌足らずだったあの頃に比べて日常会話も普通にしている。そして知識の飲み込みも早い。特に飲み込みが早く優秀なのはやはり植物関係。以前は枯れた植物を再生させることが出来ず、悔しがったというのに今は触れると枯れた植物が再生する。
「…クロバ、お前が来てどれくらいが経ったかな、早いものだな…ゴホっごほ」
「お父さん、大丈夫ですか?薬は飲みましたか?」
「大丈夫だ、ただの持病だ、そう心配するな」
心配そうな顔をして駆け寄って来るクロバの頭を撫でてやる。
ここ最近、私は成長するクロバを見るたびに、今後を心配するようになった。
クロバの成長は嬉しい、だが私はあとどれぐらいクロバと共に生きていられるだろう。もう私も妻も老い先短い。いつまでもクロバのそばにいてやれないことぐらい、妻も私も知っている。
ああ、神様。いらっしゃるならば、せめて最後のときまで、この子と一緒にいられるようお願いします。
この子が普通の子どもではないことぐらい知っている。
だけど他の子と同様誰かと恋をし、子どもを作り、幸せな家庭を築く権利があるはずだ。なぜならこの子は例え血は繋がっていなくても私たちの大事な子どもだから。
「…………………クロバ、その鳥はなんだ?……っていうか、鳥………なのか?」
ふとクロバのほうを見ると白い鳥が肩に止まっていた。
ガスマスクをつけた鳥が。
「やだな、お父さん、この子、梟ですよ。」
「………ふく、え?」
「梟ですって。」
この世は不思議で溢れている。
梟らしき鳥はこちらを興味深げに見つめている。
向こうからすればこちらがおかしいのだろうか。
------------------------------------------【ある老人の手記】
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早いもので、クロバの進化もあと最高位を残すのみとなりました。
マイピク限定公開も含め、高位進化枚数到達しましたので、高位を投下させていただきます。
妖精誕生(人間換算で0才から6才ぐらいまで)◆大きさ:手のひら(大)サイズ【illust/19349010】→中位妖精(人間換算で7才から10代前半まで)◆大きさ:赤ん坊サイズ【illust/19755367】→高位妖精(人間換算で10代後半から20代前半まで)◆大きさ:150cm後半ぐらい【今ココ!】
【変化したところ】
髪の毛伸びた
植物を扱う魔法も効力が強くなった
(枯れた植物を一気に復活させることが可能、種から若木まで生長させられる。など)
性格が落ち着いて、冷静になった。
口調が敬語口調に。
人間換算して10代後半から20代ぐらいの知能の持ち主です。会話も普通に出来ます。
【変化が無いところ】
相変わらずみたらし団子が好きです。
好奇心旺盛なところと雨の日が好きなのは変化無く。
ただし昔みたくずぶ濡れで帰ることはないです。ちょっと寂しいとかオモッテナイ。
◆キャプション随時変更
最高位まであと12枚
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2011-08-01 05:03
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