【オリジナル】君のいた記憶の欠片
またひとつ。消え往く。***本当は憎くてたまらなかった。憎くて、憎くて、涙が出るほど優しい君が、明るい生に満ちた 君が。憎くてたまらなかった。(※雰囲気漫画です。ストーリー性皆無。流血気味)6枚目の右のメッセージが切れてましたので、以下再現です。▼正反対の双子+元気娘の暗くて救いようのない話ってのが描きたくて、結構前から考えていたお話。永く付き合って行きたい話の一つでもあったり。(単に話が固まっていないともいう)◆底抜けに明るい奴って、実は同じ分、いやそれ以上の暗さを抱えているんじゃないかなって思います。そう思う理由は私自身がそうだったというのと、十代の頃に強く感じていたことだからです。自分が自分じゃないような不快で、気詰まりな感覚。その時欲しかったのは「翼」でした。遠くに行くんじゃなくて、自由をもたらす大きな「翼」が欲しくてたまりませんでした。自分の中の「光」と「闇」がせめぎ合う…なんていうと厨2くさいですね(笑)ようは浮き沈みが激しかったり、激しい感情を抑えられなくなったり。十代ってそんな感じでした(いまも偶にそうかも)。◆だけど、ずっと続いてたそれは、大学に入った途端一変しました。◆大学に入ると、自分のすべて(時間だとか趣味だとか、人間関係とか)が自由になって、十代の時に感じた息苦しさやもどかしさを感じることがなくなりました。◆初めて感じる自由に、私は「翼」って誰かに貰うものじゃなくて、元々自分が持っているものなんだなあって気付いたんです。つい最近に(笑)◆十代の時のことって(苦しかったことや楽しかったこと両方)過ぎてしまうと大したことじゃなくなるんですよねこれが。あんなに辛かったのに、楽しかったのにって。大人になるってそれを忘れて行くことなのかなとも考えましたが、私の中には「残しておきたいな。大切にしたいな」という強い気持ちがありました。◆だから、十代に抱えていた「光」と「闇」を双子に、「翼」をヒロインに託しました。長い長い話なので、気長にプロット作っていきたいです。ここまで読んでくださった方は、ありがとうございました。
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2011-08-11 14:43
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