『魔女宅』原作を読んで驚いた事。

私は今現在、ジブリ版『魔女宅』のパロディ続編小説『続☆魔女の宅急便』https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=380050を書こうと、いろいろ四苦八苦中です。
その過程で、角野栄子先生の原作を、5巻まで購入し、いろいろ拾い読みしている所なのですが・・・驚いた事が一つ。

原作における、キキの宅急便の報酬は、「おすそわけ」という名の物々交換なんですよ。
それも、かなりショボい内容の!!

原作版キキ曰く、
「あたしたちができることでお役にたっていただいて、そのかわり、みなさんのものをすこしわけていただいて、(中略)あたしたち、あまりいろいろなものいりませんから。洋服もこのとおりだし、食べものもすこしでいいし・・・なければないようにやっていくつもりですから」
・・・いや、だとしても、食べ物は必要でしょ!?育ち盛りなんだから!!

てゆーか、開業してもらった報酬が「スカートのすそ上げ」とか「腹巻き」とか、腹の足しになるとは思えないものばかり。
せめて、食い物をメインに貰えよ!!!「肉や野菜をよこせ」って言っちゃえよ!!!

しかしまぁ、流石におソノさんが、何か食わせてくれるだろう、と思ってたら・・・甘かった。
彼女がキキに渡したのは、「売れ残りのバタパン」!!お前～～!!!
もっと何か、惣菜系のパンは無かったんかい!!?

まぁ、今はまだ「拾い読み」しかしてないし、いろいろ読み落としてる部分もあるのかも知れないけど・・・
何か、往年の『進め!電波少年』の企画を思い出して、キキの将来に、一抹の不安を覚えたよ!!
やっぱり俺的に、キキが現金で報酬をもらう、ジブリ版の方が安心出来るなぁ・・・。

でも、ミスリード等ありましたら、教えて下さいね。

素材お借りしました。illust/18997565