少女との遭遇

「ごめんなさい、ぼくはぬいぐるみなので君の頭をなでてあげることもできませんが…撫子君、元気出してくださいー今はぼくが傍にいますから」というシリアスなマスコットウサギさんと幼女にぎゅううってされただけで身動きがとれない非力な人間うさぎさんを受信→座標軸云々で転送に失敗して10年前の撫子ちゃんが小学生の肉体のまんま飛んできちゃってまだ課題も半ばでこういうときの適応力があんま身についてない撫子ちゃんは混乱して涙ぐみながらCZビル内うろうろするんだけど、涙で霞んだ視界の先で相棒のウサギのマスコットと同じ声がしたから藁にもすがる思いでばっと駈け出して廊下の曲がり角でドーン★「えっ…ちょ、撫子、くん？」全く知らない土地で頼れるウサギさんの声少し安心して思わずぎゅううしちゃったみたいな妄想(byツイッター)をしながら描きました