そらと花子（タイトル）

登場人物紹介

そら
小学６年生。何もかもが不得意であり、それ故に度々馬鹿人間につつかれる。
両親は共にいい人であり、人間不信な彼女にとってそれだけが現在の支えである。
見た目は同年代の女の子から見ると不潔と忌み嫌われ、髪はクシャクシャ、そしてその
驚愕なファッションセンスを毎日笑いものにされている。
（実際の所本人は身だしなみに相当の努力をしている。裏目に出ているだけ
　服装は両親に相談したが両親も驚愕のファッションセンスだった）

握りこぶしを作る癖があり、どんな時も偽りの笑顔という仮面を付けている。

父親の転勤の影響で転校。新たに転入した学校で、今までにない壮絶なイジメを受けることになる。

花子
幽霊と妖怪の中立的存在。そらが転入してきた学校にたまたまいた。
見た目は小学校高学年、赤く印象に残るそのワンピースとおかっぱ頭は生徒達にとって
怪談話のメインである存在であり、都市伝説である。
普段はのんびりと悪い幽霊妖怪を狩りしたり、もふもふして遊んだり、すやすや寝ている
花子であるが、最近成長期らしく、ある危機に追われている。
それはお腹が空いて堪らないということであった。
しかたがないので花子は妖怪、幽霊で困っている生徒達を助け
給料として食料を要求しながらくいぶちを繋いでいる。

ある日、腹へったなーと思いながらさまよっている最中
あるクラスで困っている生徒と出くわす。
それは、幽霊でも妖怪でもない理由で困っているある生徒であった・・