猫の皿
落語4コマ第9弾は『猫の皿』。*****
田舎を歩き回って、骨董の掘り出し物を見つける商売を
果師(はたし)という。
一人の果師が旅先の茶屋で休んでいると、
庭で飯を食っている猫の皿に目が釘付けになった。
その皿は絵高麗の梅鉢というもので、
三百両は下らない一品だった!
「何故、こんな皿で猫に飯を...?」
果師は茶屋のオヤジがこの皿のことを
知らないからだと思った。
果師は、この猫を気に入ったので三両で買いたい
と持ちかける。
売ってくれたオヤジに更に、
「猫だって食べなれた皿がいいだろう」と、
この皿も一緒に持っていこうとする。
しかし、これを強く押しとどめるオヤジ。
「この皿は絵高麗の梅鉢と言って、
三百両は下らないものだ」と言う。
果師はオヤジがこの皿の価値を知っていたことに
ガッカリする。
でも、そんな高価な皿で飯を食わせていることに
疑問を持った果師は、
オヤジに訳を聞いてみると、
この皿で猫に飯を食わすことで、
時々猫が三両で売れるからという答えが...。
田舎を歩き回って、骨董の掘り出し物を見つける商売を
果師(はたし)という。
一人の果師が旅先の茶屋で休んでいると、
庭で飯を食っている猫の皿に目が釘付けになった。
その皿は絵高麗の梅鉢というもので、
三百両は下らない一品だった!
「何故、こんな皿で猫に飯を...?」
果師は茶屋のオヤジがこの皿のことを
知らないからだと思った。
果師は、この猫を気に入ったので三両で買いたい
と持ちかける。
売ってくれたオヤジに更に、
「猫だって食べなれた皿がいいだろう」と、
この皿も一緒に持っていこうとする。
しかし、これを強く押しとどめるオヤジ。
「この皿は絵高麗の梅鉢と言って、
三百両は下らないものだ」と言う。
果師はオヤジがこの皿の価値を知っていたことに
ガッカリする。
でも、そんな高価な皿で飯を食わせていることに
疑問を持った果師は、
オヤジに訳を聞いてみると、
この皿で猫に飯を食わすことで、
時々猫が三両で売れるからという答えが...。
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2011-10-14 10:41
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