【PFW＆K】 ヴィルヘルム＝インフラブラック 【剣の陣営】

「ふむ……この風この気配、強者達が集っている様子。
　どうやらなかなかに楽しめる予感がするものだな」

遥か古代に作り上げられた全身鎧。その内部に肉体はなく単体で動くリビングアーマー。
戦場で幾度も使用され、多くの返り血を浴びた結果として、その鎧は空虚なる内部に、微かな自我を芽生えさせた……とか何とか。
趣味は防具の細工と鎧磨き(人間でいう風呂に近い？)。

スペックは225cm/180kg。普通の人間が着るには重過ぎるため、装備したらまず動けない。
元来総重量はもっと軽い(今の１/３程度)のだが、かつて倒した生物の魂が詰まっているんだとか。
実のところ本人も詳しくは知らない。
材質は金属ではあるようだが鉄でも鋼でもない何か。
鎧の表面に錆が浮いたり傷が付いたりしても、たいていの物は何もせずとも自然に修復する。人間の自己治癒に近い。

一時虚構の世界に浮かぶ島にて冒険をしていたが、召喚に応じ来訪。
久々の良き戦に心を躍らせる根っからの武辺者であったりする。