F-X、F-35の飛翔
ご無沙汰しております。
F-Xの選定作業、F-35ではないかという情勢。考えてみれば順当な、ほぼ決め打ちの結果の選択の気がします。空自だけで考えれば選択肢があるように思えるでしょうが、海自22DDHを考えるとヘリコプターしか使えない上に防空能力も対潜戦能力も随伴艦に依存した完全な実質空母を持った所で戦闘機を搭載しないなんてのは宝の持ち腐れで、かといってカタパルトもアレスティングフックもないしハリアーももうないのでF-35B以外に海自に選択肢はありませんが、それが彼らの念願で、空自はそれにも引っ張られたのでしょう。武器輸出解禁とか秘密保護政令の拡充など考えればJSF計画の「お財布」役になる代わりに機体を入手するという図式はF-22と演習で戦ったトラウマを持つ空自にとっても順当でしょう。対抗馬は実質なかったけれど、かといって選定作業がストレートにF35になってしまえば海自は石橋を叩いて渡るように輸送艦おおすみで全通甲板とアイランド艦橋、16DDHで艦載機整備能力と少しずつ歩を進めてきた海自の願望がバレバレになります。完全に当て馬だったんでしょう。ちなみに計画の遅延とかトラブルは基本的に新型機にとっては避けられないものなので織り込み済みと見ていいと思います。予定通りの遅延というところかと。で予定通り日本も巻き込めたという。でも現実的に国産戦闘機は実験段階の絵に描いた餅、欧州機は整備の現場が混乱しますしF-2改も空自としては満足はいかないでしょう。F-18ライノもF-2があるのになぜ、ということです。そういう性質の選定作業だったんでしょう。
図はそのF-35の図です。まだマーキングとか入れてませんが、いずれ入れようかなと思いつつ。
F-Xの選定作業、F-35ではないかという情勢。考えてみれば順当な、ほぼ決め打ちの結果の選択の気がします。空自だけで考えれば選択肢があるように思えるでしょうが、海自22DDHを考えるとヘリコプターしか使えない上に防空能力も対潜戦能力も随伴艦に依存した完全な実質空母を持った所で戦闘機を搭載しないなんてのは宝の持ち腐れで、かといってカタパルトもアレスティングフックもないしハリアーももうないのでF-35B以外に海自に選択肢はありませんが、それが彼らの念願で、空自はそれにも引っ張られたのでしょう。武器輸出解禁とか秘密保護政令の拡充など考えればJSF計画の「お財布」役になる代わりに機体を入手するという図式はF-22と演習で戦ったトラウマを持つ空自にとっても順当でしょう。対抗馬は実質なかったけれど、かといって選定作業がストレートにF35になってしまえば海自は石橋を叩いて渡るように輸送艦おおすみで全通甲板とアイランド艦橋、16DDHで艦載機整備能力と少しずつ歩を進めてきた海自の願望がバレバレになります。完全に当て馬だったんでしょう。ちなみに計画の遅延とかトラブルは基本的に新型機にとっては避けられないものなので織り込み済みと見ていいと思います。予定通りの遅延というところかと。で予定通り日本も巻き込めたという。でも現実的に国産戦闘機は実験段階の絵に描いた餅、欧州機は整備の現場が混乱しますしF-2改も空自としては満足はいかないでしょう。F-18ライノもF-2があるのになぜ、ということです。そういう性質の選定作業だったんでしょう。
図はそのF-35の図です。まだマーキングとか入れてませんが、いずれ入れようかなと思いつつ。
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2011-12-14 22:24
Comments (4)
そうですね。平和って難しいです
(続き)我々国民はがんばって経済活動を回して納税し、彼らを応援するのが第一だと思います。
GとMの格納庫さま 自衛隊の「必ず勝ちます」の信念は揺るがないと思います。父もそうでしたし。ベレンコ中尉事件のひどい決着があった冷戦下にくらべたら同じぐらいなので、現職自衛官はこう答えると思います。「勝ちます。それが仕事ですから」少々のことでは自衛官はくじけませんので、我々国民
自衛隊にいた友人は、海保衝突事件の際に皆、辞めて帰ってきました。相当状況が逼迫したのでしょう。機密なので話してはくれませんが。様々な事案を知ろうとしない国民を後ろに自衛隊は戦えるんでしょうか。