短時間挑戦 1282

　＊さて、本日の短時間挑戦は列車で御座います。
　ご覧の通り正面からのアングルで御座います。
　絵にはなるのですが、やはり相当骨で御座います。
　更に、この列車自体特異な形状で御座いまして、更にお時間が掛かり、結局19分という結果に。

　＊本日の列車はJR四国、瀬戸大橋線の8000系しおかぜで御座います。
　「しおかぜ」と言うお名前はかなり古く、1972年に、それまで運転されていた急行「いよ」を格上げしたことにより、高松駅 - 宇和島駅間で運転を開始し、同じく運転を開始した「南風」とともに、四国初の特急列車が誕生したのだそうです。

　1988年に瀬戸大橋線が開通し、岡山駅発着に変更されて後は、高松駅を発着する列車いしづちとして運転されるようになったのだとか。
　ひらがな表記にせねばならなかったのは他の地域で既に漢字名が走っていたからで御座います。
　1992年に試作車が搭乗し、8月には臨時列車として岡山新居浜間ではしおかぜ、高松新居浜間ではいしづちと名乗って営業運転をしておりました。
　翌年の三月に量産車が登場し、試作車からこちらに置き換えたそうです。
　始発駅から終点駅までの区間を従来運用されていたキハ181系やキハ185系に比べて20分の短縮する事が出来る様になったのだとか。

　外見的特徴は横から見ると普通の若干角張った流線型なのですが、正面から見ると正方形で御座います。
　普通此処迄角張る事はないのですが、兎に角四角いです。
　天井付近は最低でも丸く落とすはずなのですが、こちらは若干落とした程度に収めておりますねぇ。
　オレンジと赤いラインがお洒落で御座いますね。
　銀色の車体に縦にラインを入れる。
　普通ですと横に入れるのですが、反物を垂らしたかのように縦に真っ直ぐ下ろすこの色の帯はかなり斬新でお洒落で御座います。
　前面の搭乗席部分はそこそこ有り触れた形状で御座いますね。
　後、天井部分に取り付けられた排気口なのかしら？
　電車の場合は何になるのかは存じませんが、この部分が黒塗りでこれも又珍しゅう御座いますねぇ。

　＊本日の撮影者さんは珍しいローカル特急があると言う事で、旅情記事を認めるためにやってきたカラス天狗さんで御座います。
　幻想郷でも冬。
　やはり暖かい地域などの旅情物は記事としてかなり購買意欲をそそるという事は否めないので、スポンサーである大天狗様のお小言から逃れるために真面目に撮影で御座います。
　唯、普通ではなく、やはり空撮。
　それも自身で飛ぶのでかなりの接写という、正にカラス天狗さんでしかできない芸当。
　取り敢えず、お小言から暫く逃れられそうな売り上げを上げる事に成りました。