短時間挑戦 1313

 *さて、本日の短時間挑戦は飛行物体で御座います。
 ご覧の通り戦闘機ですが、ゲームにはまり込んでおりまして慌てて描き始めた事と、下部が少々見辛かった事もあって、お時間は19分という結果に。
 投稿は日付を越えておりますが、書き上げたのは、何とか四日でしたので、セーフで御座いますw

 *本日の飛行機は現ロシア空軍のスホーイ27、Su-27UBで御座います。
 NATOではフランカーとも呼ばれる、未だ現役の、息の長い戦闘機で御座います。
 1960年代の終わり頃、ミグシリーズの次期主力を考えていたのですが、アメリカがそれに対抗してきたので、急遽それに変わる主力兵器の開発が必要と成りました。
 それがこのスホーイシリーズで御座います。
 アメリカが小型戦闘機であっても空中給油が可能となったため、長距離航行が出来る様に。
 そうなりますと、単なる爆撃機だけであった物が、小型戦闘機が護衛につく様に。
 防空軍にとってそれは一大事。
 空対空能力のない爆撃機の空いてで済んでいた物が、これからは空対空の戦闘も強いられる事に。
 そこで高速、長距離航行、長射程対空兵器運用可能、多弾数積載可能、その上で更に戦闘機と空対空の、要はドッグファイトが行える様に等と言った無茶苦茶な要求付きの命令が下されたそうです。
 後、ドッグファイトも念頭に置かれるために、出来うる限り兵装は機内搭載、要は中にしまい込めるようにとの命令も御座いました。
 そして、少々大型化せざるを得なかった物の、スホーイ設計局は高い機動性を誇る戦闘機の開発に成功。
 コブラやクルビットなる特殊な飛行運動を行える程の性能を西側諸国に見せつける事になりました。
 完成当初はレーダーなどの器機がNATOにかなり劣っていた物の、乾燥後の機体ではその差も縮まり、かなり強力な戦闘機と成っているそうです。

 一番の特徴はヘッドマウントディスプレイ、要はヘルメットのバイザーに直接データを表示する方法ですね。
 頭の動きにリンクしてレーダーの探知範囲から外れている相手をロックオンして攻撃する事まで出来るのだそうです。
 超音速の世界であっても、結局人の目と勘は頼りになるという証でもありますね。

 ちなみに、様々な派生種を持つこちらの戦闘機ですが、今回のUBは複座式練習機で御座います。

 *本日の見学者さんは、北国ロシアの名機で御座いますので、冬の精霊さんで御座います。
 もう暫くすれば、再びこの地へ旅立たねばならぬ精霊さん。
 現状でのこちらの気温はどうなっているか確かめるために少々散歩に。
 そこで見かけた若干古めかしい飛行機。
 とは申せ、今やロシア空軍の代表格とも呼ぶべき代物。
 練習機とは申せ、その存在感は中々の物で御座います。
 幻想郷に春が来れば先ず暫くはこの地で過ごし、世界を巡る事になる精霊さん。
 暇になった時にでもこの鉄の鳥で遊んでみるのも又一興と思い、暫し見学すると幻想郷へ帰還なさるのでした。

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2012-02-05 00:38

 ポテトサラダ


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