レム5000
国鉄が最後の量産型2軸冷凍貨車として開発したレム5000。
それまで使われていたレム1とレム400の反省に立って保冷性能を重視して設計されており段違いの保冷性能を誇っている。
しかしながら、配備当初は前任の2形式がすこぶる不評を買っていたため、誤解をされてスルーされてしまい毎日が日曜日状態であった。
その後、貨物輸送が衰退していくが極寒地ではわりと最後まで残っていた。
理由は保冷車のもう一つの使い道である保温車としての役割があったからで、保温材により外気から隔離できるために逆の使い方も
可能であるという事は意外と知られていなかったりする。
生鮮食品やビールなど凍っては非常に拙い物を運ぶために北海道などの厳寒地では重宝されていた。
その後、コンテナ化によりいらない子になり貨車の廃車が始まった。
だが、手間も金がかかるスクラップよりも安値で売ったほうが得であると国鉄も気がついたようで捨て値で民間に大量に売りに出されている。
これは大当たりで、全国に置かれている貨車倉庫はこの時の物である。
特にレム5000は元が保冷車であるから気密性は抜群で倉庫としても使い勝手がよく、人気が高かったゆえかお値段は他より少々高い17万。
特に食品系の工場に引き取られるケースが多く、使用結果も良好だった。
漬物工場の熟成室とされたり、保冷装置を追加されて本格的な冷凍庫として使用されたケースなどもある。
おかげで今でも稀にだが保冷庫として現役で生き残っている固体がある。
それまで使われていたレム1とレム400の反省に立って保冷性能を重視して設計されており段違いの保冷性能を誇っている。
しかしながら、配備当初は前任の2形式がすこぶる不評を買っていたため、誤解をされてスルーされてしまい毎日が日曜日状態であった。
その後、貨物輸送が衰退していくが極寒地ではわりと最後まで残っていた。
理由は保冷車のもう一つの使い道である保温車としての役割があったからで、保温材により外気から隔離できるために逆の使い方も
可能であるという事は意外と知られていなかったりする。
生鮮食品やビールなど凍っては非常に拙い物を運ぶために北海道などの厳寒地では重宝されていた。
その後、コンテナ化によりいらない子になり貨車の廃車が始まった。
だが、手間も金がかかるスクラップよりも安値で売ったほうが得であると国鉄も気がついたようで捨て値で民間に大量に売りに出されている。
これは大当たりで、全国に置かれている貨車倉庫はこの時の物である。
特にレム5000は元が保冷車であるから気密性は抜群で倉庫としても使い勝手がよく、人気が高かったゆえかお値段は他より少々高い17万。
特に食品系の工場に引き取られるケースが多く、使用結果も良好だった。
漬物工場の熟成室とされたり、保冷装置を追加されて本格的な冷凍庫として使用されたケースなどもある。
おかげで今でも稀にだが保冷庫として現役で生き残っている固体がある。
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2012-02-06 15:21
Comments (2)
はせがわまさきさん>それは実際見てみたい気がする。うちの近所はワムとヨばっかだし。
地元にもレム5000が連なっています。…が、その場所は何故かガソリンスタンドと自動車教習所の間。誰が何のために使っているのか一向に不明です・・・。