【ぴくデジ】五芒星【CeR:Mアフター】
―DATSの世界のデジタルワールド、そのさらに深奥。
ここに集まった闇が、欲望が、一つのプログラム――『デクスモン』――を生み出した。
限りない欲望から生み出されたデクスモンは世界を食らわんとし、少しずつ世界を侵食していく……。
そうしてデジタルワールドを食い荒らしていたデクスモンはあるデータを吸収した時こことは異なる次元の
デジタルワールドに「死に纏わるデータ」が存在するのを知る。
彼を生み出した欲望は、彼自身である原始的なプログラムを動かす。
【そのデータも食べてしまいたい!】
しかし、デジタルワールドを食い荒らす傍ら、デクスモンはある程度の知能も得ていた。
なにせ世界を越えての企みだ。デクスモン自身が動けば多くの妨害に遭うだろう――ズィードミレニアモンを、
そして『影』を討ち滅ぼした者たちによって。
そこで彼は『ペンタグラム』という何でも屋に【宝は自分のものである】と偽り、奪還を依頼をすることにした。
ネットワークセキュリティの最高位である『アルファモン』の姿を借りれば、
宝の持ち主が自分であると信じさせるのは容易い。
『ペンタグラム』の実力は確かなものだと聞き知っている。
どこぞで食らって得た力を使って異次元への扉を開き、
彼らを『テイマーの世界』に送り込んだ後は舌なめずりしながらその帰りを待つだけ、だった…。
―そして依頼通り、ペンタグラムはアルファモンの元へ戻ってきた。
―しかし、その手に宝は無い。
聖騎士の姿を借りたデクスモンはデータを取り戻せたか彼らに問う。
彼らはそれに答えず、依頼主へと刃を向ける。
「アルファモン…いや…デクスモン、もっと早くその正体に気付くべきだったな」
戦いの最中、ペンタグラムはアルファモンの真の姿を突き止めていたのだった。
―宝の強奪にも失敗したらしい。
―知られてしまえば隠す必要など無い、邪魔なだけだ。
デクスモンは本来の姿へと戻り、ペンタグラムへ牙を向ける。
デクスモンとペンタグラムの激戦、その行方は――――――
*******************************
後日。
DATS日本関東本部。
そこには隊舎に出頭し、仲良く始末書を書かされている元気な元ペンタグラムのメンバー(元々DATSに属さない1名を除く)の姿が!
勝手な行動(何でも屋の副業の件含めて)もデクスモンを倒したことで目を瞑って貰い、DATSへ復帰を許された。
始末書で済むのは、事件の原因だったデクスモンを始末した功績によるもの。
今後も彼らはDATS隊員として、彼らの世界の平和を守る任へと戻ったのであった…。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
遅くなりましたが、イベント主の依頼によりぴくデジ企画内企画「CeR:M」の勢力・ペンタグラム後日談をこの私、弦月がお届け。
■(元)ペンタグラムメンバー■
五味 陽火[illust/23366652]
リコ・リード[illust/24835575]
侍園 うらら[illust/23249001]
竹邑 芳[illust/21090548]
九十九 辰尾[illust/23367158]
企画元[illust/14306802]と企画内企画「CeR:M」[illust/24866771]とエンディング[illust/25475205]
イベントお疲れ様でした!
□問題等ございましたらお手数ですがご一報を
ここに集まった闇が、欲望が、一つのプログラム――『デクスモン』――を生み出した。
限りない欲望から生み出されたデクスモンは世界を食らわんとし、少しずつ世界を侵食していく……。
そうしてデジタルワールドを食い荒らしていたデクスモンはあるデータを吸収した時こことは異なる次元の
デジタルワールドに「死に纏わるデータ」が存在するのを知る。
彼を生み出した欲望は、彼自身である原始的なプログラムを動かす。
【そのデータも食べてしまいたい!】
しかし、デジタルワールドを食い荒らす傍ら、デクスモンはある程度の知能も得ていた。
なにせ世界を越えての企みだ。デクスモン自身が動けば多くの妨害に遭うだろう――ズィードミレニアモンを、
そして『影』を討ち滅ぼした者たちによって。
そこで彼は『ペンタグラム』という何でも屋に【宝は自分のものである】と偽り、奪還を依頼をすることにした。
ネットワークセキュリティの最高位である『アルファモン』の姿を借りれば、
宝の持ち主が自分であると信じさせるのは容易い。
『ペンタグラム』の実力は確かなものだと聞き知っている。
どこぞで食らって得た力を使って異次元への扉を開き、
彼らを『テイマーの世界』に送り込んだ後は舌なめずりしながらその帰りを待つだけ、だった…。
―そして依頼通り、ペンタグラムはアルファモンの元へ戻ってきた。
―しかし、その手に宝は無い。
聖騎士の姿を借りたデクスモンはデータを取り戻せたか彼らに問う。
彼らはそれに答えず、依頼主へと刃を向ける。
「アルファモン…いや…デクスモン、もっと早くその正体に気付くべきだったな」
戦いの最中、ペンタグラムはアルファモンの真の姿を突き止めていたのだった。
―宝の強奪にも失敗したらしい。
―知られてしまえば隠す必要など無い、邪魔なだけだ。
デクスモンは本来の姿へと戻り、ペンタグラムへ牙を向ける。
デクスモンとペンタグラムの激戦、その行方は――――――
*******************************
後日。
DATS日本関東本部。
そこには隊舎に出頭し、仲良く始末書を書かされている元気な元ペンタグラムのメンバー(元々DATSに属さない1名を除く)の姿が!
勝手な行動(何でも屋の副業の件含めて)もデクスモンを倒したことで目を瞑って貰い、DATSへ復帰を許された。
始末書で済むのは、事件の原因だったデクスモンを始末した功績によるもの。
今後も彼らはDATS隊員として、彼らの世界の平和を守る任へと戻ったのであった…。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
遅くなりましたが、イベント主の依頼によりぴくデジ企画内企画「CeR:M」の勢力・ペンタグラム後日談をこの私、弦月がお届け。
■(元)ペンタグラムメンバー■
五味 陽火[illust/23366652]
リコ・リード[illust/24835575]
侍園 うらら[illust/23249001]
竹邑 芳[illust/21090548]
九十九 辰尾[illust/23367158]
企画元[illust/14306802]と企画内企画「CeR:M」[illust/24866771]とエンディング[illust/25475205]
イベントお疲れ様でした!
□問題等ございましたらお手数ですがご一報を
9
6
1204
2012-03-28 00:44
Comments (0)
No comments