今日の妖怪【つ】ツンツン様
◆千葉県安房郡三芳村増間(現千葉県南房総市増間)の妖怪。夕方にトリゴエという場所を通る魔物。これが通るときには生ぬるい風が吹き、牛のような大きな動物でも怯えるという。
◆ツンツン様に関する資料はこれだけなので、具体的な姿・性質や名前の由来などはわかりません。逢魔時に生暖かい風とともに現れるのは大変妖怪らしいですが、様をつけて呼ばれているところを見ると、妖怪というよりは神様のような扱いなのかもしれません。
◆図は妖怪ツンツン様。過去には一定の信仰を集めていた旧き神であり、本来の名はイトロ・ウウシ。いつしか信仰は途絶え妖怪扱いされるようになりましたが、現在も人間に対しては好意を持っており、事故などで危機に陥った者を助けたりするので実態を知る者には慕われています。しかし神としての自尊心や妖怪に堕とされたことへの憤りと哀しさ、慕われることへの気恥ずかしさなどから普段の態度はつっけんどんで素っ気なく、出会った者は人間だろうが動物だろうが例外なく怖がるほど。どうしても素直になれないことがここ数百年の悩みです。
◆参考:『日本妖怪大事典』
◆素材お借りしました 和サイバー円環パーツ【illust/22426191】 古紙風素材【illust/19632495】
◆ツンツン様に関する資料はこれだけなので、具体的な姿・性質や名前の由来などはわかりません。逢魔時に生暖かい風とともに現れるのは大変妖怪らしいですが、様をつけて呼ばれているところを見ると、妖怪というよりは神様のような扱いなのかもしれません。
◆図は妖怪ツンツン様。過去には一定の信仰を集めていた旧き神であり、本来の名はイトロ・ウウシ。いつしか信仰は途絶え妖怪扱いされるようになりましたが、現在も人間に対しては好意を持っており、事故などで危機に陥った者を助けたりするので実態を知る者には慕われています。しかし神としての自尊心や妖怪に堕とされたことへの憤りと哀しさ、慕われることへの気恥ずかしさなどから普段の態度はつっけんどんで素っ気なく、出会った者は人間だろうが動物だろうが例外なく怖がるほど。どうしても素直になれないことがここ数百年の悩みです。
◆参考:『日本妖怪大事典』
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2012-05-20 00:44
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