鱚の日

つまりはチュウたその誕生日!!
日付が変わってないから、本当は明日なのだが。
ふっふっふ…先取りwww

「なぁ、知ってるか?青薔薇の花言葉。」

俺の顔を見るや否や、長鼻が言った。

「…あ?」

眉間に皺をよせ、これ見よがしにしかめっ面をしてやった。
俺の表情に苦笑いして、尚も言葉を繋げる。

「“不可能”だってさ。」
「…へー。」
「…でも。」

言葉を詰まらせながら、後ろを向いて何か探し始めた。
何を探してるのか気になって、覗き込もうとしたら、その前に長い鼻が俺の唇にあたった。

「きゅ、急に振り向くな…。」
「“奇跡”って意味もあるんだよ?」

目の前に差し出された、鮮やかな青い薔薇。

「絶対、仲良くなるなんて“不可能”だった俺達。でも…今こうして一緒にいれる“奇跡”…お前が生まれてきた軌跡。お誕生日、おめでとう。」
「…っ!?」

頬を微かに染め、照れくさそうに微笑みながら俺にその花を差し出す。
身長差から、必死に背伸びしながら差し出す姿を少しの間見つめてしまった。
気付いた時には、もう自分でもわかるくらい顔が熱くなっていた。

「…っ! ば、馬鹿野郎…!!」

悪態付きながらも、内心では嬉しくて仕方がなかった。
この日を…忘れられないだろう。■

チュウたそ、おめっとサンバ★
あ、花言葉を教えてくれたのは姉貴ですwww

19
15
1068
2012-05-22 23:24

 (⌒∑ヽ)


Comments (2)

tdfan99 2013-05-14 16:58

I love this **

View Replies

Related works