グラーフ・ツェッペリン級空母
○グラーフ・ツェッペリン級空母○ドイツ海軍が建造していた航空母艦。飛行船で有名なフェルディナント・フォン・ツェッペリン伯爵に由来する。
ドイツが再軍備を進め始めた1935年に建造がスタートしたが、ドイツに空母の建造経験はなかったため計画案作成に時間がかかり、ドイッチェ・ヴェルケ社での起工は1936年になってしまった。設計に際しては日本の赤城級空母の図面が参考にされているが、実際に建造に反映されたのは艦載機昇降用の中央エレベーターの設計のみで、グラーフ・ツェッペエリンは赤城のコピーであるという話は完全な誤りであった。1938年に進水、大戦中の1940年にドイツ海軍は潜水艦の通商破壊作戦を優先するため本艦の艤装工事は中断された。その後、工事は1942年に再開されたが、1943年にヒトラーの大型艦製造中止命令が出たため、完成間際で完全に中止となった。9割ほど完成していた本艦は、バルト海沿岸のシュテティンに避難していたが、ソ連軍に接収されるのを恐れ、1945年4月25日に自沈した。
総合的、客観的に見てツェッペリンはかなり高スペックであった。高い自衛火力に厚さ60mmの甲板と舷側100mmは重巡洋艦クラス、巨大な船体幅で最大速力は35kt、これは世界最速であった翔鶴型空母よりも早かった。しかし完成していたとしても空母の能力は搭載する航空機の性能と機数によって決定打となる。艦載機に向いていないドイツ製航空機が足枷となってしまう可能性も否定できなかった。 排水量:3万3550t 全長:262.5m 全幅:31.5m 最大速力:35kt/巡航:19kt 航続距離:8000海里 装甲:100mm~60mm 搭載機:60機(使用機:Bf109T Me155 Ju87C Fi167) 武装:55口径15cm連装砲×8 65口径10.5cm連装高角砲×6 37mm連装機関砲×11 20mm単装機銃×28
ドイツが再軍備を進め始めた1935年に建造がスタートしたが、ドイツに空母の建造経験はなかったため計画案作成に時間がかかり、ドイッチェ・ヴェルケ社での起工は1936年になってしまった。設計に際しては日本の赤城級空母の図面が参考にされているが、実際に建造に反映されたのは艦載機昇降用の中央エレベーターの設計のみで、グラーフ・ツェッペエリンは赤城のコピーであるという話は完全な誤りであった。1938年に進水、大戦中の1940年にドイツ海軍は潜水艦の通商破壊作戦を優先するため本艦の艤装工事は中断された。その後、工事は1942年に再開されたが、1943年にヒトラーの大型艦製造中止命令が出たため、完成間際で完全に中止となった。9割ほど完成していた本艦は、バルト海沿岸のシュテティンに避難していたが、ソ連軍に接収されるのを恐れ、1945年4月25日に自沈した。
総合的、客観的に見てツェッペリンはかなり高スペックであった。高い自衛火力に厚さ60mmの甲板と舷側100mmは重巡洋艦クラス、巨大な船体幅で最大速力は35kt、これは世界最速であった翔鶴型空母よりも早かった。しかし完成していたとしても空母の能力は搭載する航空機の性能と機数によって決定打となる。艦載機に向いていないドイツ製航空機が足枷となってしまう可能性も否定できなかった。 排水量:3万3550t 全長:262.5m 全幅:31.5m 最大速力:35kt/巡航:19kt 航続距離:8000海里 装甲:100mm~60mm 搭載機:60機(使用機:Bf109T Me155 Ju87C Fi167) 武装:55口径15cm連装砲×8 65口径10.5cm連装高角砲×6 37mm連装機関砲×11 20mm単装機銃×28
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2012-06-30 01:19
Comments (8)
あとはFw190が出て来ない事を祈るだけですね。
F2A「低空での格闘戦なら負けない!」(艦上機は短い滑走路で離陸するため副産物的に格闘戦がある程度こなせる)
>>つむじ様 速度差でマートレットが翻弄される可能性がw
>>Yatage様 ドゥーチェ涙目www
>>赤城様 艦載機の足、短いですからね。
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