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暑さが過ぎれば
あぁ・・・、泣かないで。 これは私の失敗で、貴方は何も悪くないのだから。 徒党を組んだ人間の恐ろしさを侮っていた私の過失。法力僧という存在があれほど厄介なものだとは思わなかった。 それに季節の変わり目を狙われたのも痛手だったわね。私のチカラが最も不安定になる時期を狙ってくるなんて、随分と用意周到だこと。・・・足、なくなっちゃったね・・・。 これじゃあ、もう貴方の後をついて歩くことも出来ない。もう貴方と共に駆けることも出来ない。え？私に活力を与える場所？・・・今は冬の終わりの春隣り、そんな場所なんて残ってないの。・・・大丈夫、私は死なないわ。妖怪はとっても頑丈なんだから。 でも、さすがに深手を負いすぎたみたい。 ・・・心配しないで、しばらくの間は逢えなくなるけれど、冬がくれば、きっとまた逢えるから。 ・・・ねぇ、その時は、貴方の方から私のことを探してくれる？ ・・・えぇ、約束よ？ 必ず・・・必ず、私を探してね？ / お話的には前回illust/28037896 の続きという感じです。 ・・・いつから、二人で冬を越せると錯覚していた？（ぉ やっぱりあかんかったんや！ラブラブなレティ霖なんて描けるわけなかったんや！！（爆）
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2012-07-01 07:52
Comments (18)
風生 いずみ さん＞ 今の幻想郷では、多分つかず離れずな友人関係で穏やかに暮らしてるって所でしょうかね。 恋人とかの関係には何故か発展してなさそう。（ぉ
マキシマさん＞ 落ち着いて下さいｗ 僧たちは既に冷たい雪の下です。（ぉ 人間からしたら、人外と思しき二人組が生活圏の近くに現れたら警戒するのは仕方ないかと。まぁ、二人からすれば完全に野伏りか辻斬りの襲撃ですが。
嘸名丸。さん＞ 実際問題、この後にレティさんを再び見つけるまでは以前にも増して激しく、修羅道に片足突っ込んでるような生き方をしそうです。 今度は修羅道に落ちない為のストッパー的な人との出会いが必要ですね。
new_cool/D･T さん＞ 気持ちは痛いほどわかりますが、襲撃してきた法力僧たちは既に二人の手によって再起不能状態です。これ以上は死体殴りです。（苦笑
チーロ さん＞ この時点ではかなり憎んでると思われます。ただ、この後に人間への見方が変わる出会いとかがあると思われます。
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