【結あかSS】 あかりのヘアピン。

（※illust/28620815の続きです。）――◆ あ「出来たー！ はい結衣ちゃん、鏡だよ♪」 結「う、うん…。 ……わぁ…、あはは…なんか、恥ずかしいね。」 あ「かわい゛いよぉ、結衣ちゃん♪」 結「そ…そうかな、私…こういう明るい色のアクセサリーってあまり付けた事無いから、よくわかんないや…。」 あ「大丈夫だよ、よ゛く似合ってると思う！」 結「あ、ありがと…。」 あ「えへへ～、どうかな…あ゛かりのお気に入り、貰ってくれる？」 結「…うん、そうだな、せっかくのあかりのお気に入りを断るわけにもいかないもんな、ありがたく受け取っておくよ。」 あ「やったぁ♪」 結「でも…、ちょっと恥ずかしいから、これ付けて学校には行けないかな…。」 あ「えー？ 付けなきゃ勿体無いよぉ、せっかくかわい゛いのに～。」 結「はは…参ったなぁ。 じゃあ明日の朝まで考えさせてくれるか？」 あ「うん、わ゛かった！」 結「それにしても、あかりがこういうアクセサリー持ってるなんて意外だったな。」 あ「ひどーい！ あ゛かりだって女の子だもん、オシャレくらいするよ゛ぉ！」 結「ははは、そうだよな…ごめんごめん。」 あ「も゛う、結衣ちゃんったら…♪」―――◆――この後も、私はあかりと二人でしばらく談笑していた。 その間も、あかりの口調と表情に…どんどん明るさが戻っていくのがわかった。…よかった、本当に……よかった…。―――これは…私の”愛の贈り物”作戦、ひとまず成功で…いいかな。―――（illust/28663500に続く）―――◆あとがき：この連休で出来るだけ物語を進めようと頑張って描きましたが、あと1枚でようやく一連のシリアス展開から脱出できそうな感じです、ここまで色々と長かった…（しみじみ） まぁ、続きはまた明日投稿予定のお話で(･ω･)ﾉｼ　……ていうか、知らない間にこのシリーズ『小さなアカリ、唯一つの光。』のPixiv百科事典のページが出来てるΣ(ﾟДﾟ　)　しかも１話ごとに解説までしてくれてある…。 感激しました…ホントにうれしい限りでございます、ありがとうございます<(_ _)>