大ちゃんとお祭りに行ったら
こんな出来事があった。 そう、大ちゃんがもう大はしゃぎで笑顔になりながらお祭りの会場を走り回るところを僕はいろんな屋台を回りながらうれしそうに眺めていた。 そして、しばらくして僕の所へ帰ってくると・・・ 何かを咥えながらもう1つ同じものを持っていた。 それは宝石のように輝く、まんまるときれいな形をしていたリンゴ飴だった。「大ちゃんおかえり。もう1つのリンゴ飴は僕のかな? 実はまだ食べたことなくてさ」と聞くと、大「こ・・・これは・・・」すると、少し恥ずかしそうに顔を赤らめた。 「ふふ~ん、そうなるとこれも大ちゃんが食べようとしてたんだな~。」それを見逃さなかった自分はからかうかのようにさらに問い詰めた。 「ち・・・違うもん。私、2つも食べたら・・・太っちゃうから・・・」その時、もう彼女の顔は夕焼けのように真っ赤だった。 そして、しばらくそっとしておくと彼女は勇気を振り絞って・・・「う・・・・うぅ~~~~・・・ もう1つも、私が食べるつもりだったの! でもごめんなさい、タマちゃんが食べたことないの知らなくて・・・でも、タマちゃんならきっと許してくれると思って・・・勝手なこと言ってごめんなさい!」少し無理をしすぎていたのか、彼女はぎゅっと目をつむりながら声を嗄らして僕に言った。 そんな僕は「最初からそう言ってくれればいいのに。 そうやって僕は大ちゃんが少しでも幸せであれば、それでいいと思ってるからさ。」そういって、僕は大ちゃんに抱きついた。 「・・・ありがとう。 うふふ♪」ようやくほっとしたのか、大ちゃんは笑顔になっていた。 おわり◆長々としたお話でごめんなさい>< あまりにもお祭り中の大ちゃんがかわいらしかったので思わず書いちゃいました(笑) 前から思っていたのですが、リンゴ飴ってどんな味がするんだろう?
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2012-07-29 18:02
Comments (4)
幸満龍耀さん>ありがとうございます! なるほど・・・おいしそうに見せる割には裏があるとやらかもですw
飴咥える大ちゃんの愛らしさが反則的過ぎる・・・ 俺もリンゴ飴食べたことないですが、着色料バリバリだから自宅で無着色のを手作りしたいです。
小猫さん>私の・・・半分でよければ・・・ でもホントはタマちゃんに・・・ 小猫さんゴメンナサイ><
僕は半分も喰えればいいから、その食べかけのリンゴ飴をください