おろろん

あのね*ボク*いつか*かみさまのとこ*に*いくの*とりの*はねは*そのため*に*あるの* (太陽の青い血が空からも海からも赤く失われたあとの時刻、神の目も鳥の目もふさがれた夜の間。それは月明かりを頼りに訪れる、けして善良とは言えない黒い翼を持った来客相手に、手向けた花と寂しさとを離国の貨幣一枚で掴ませるには適当だった。神の目はごまかせても無垢な心から罪の意識は消えなかった。)
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2012-08-05 00:19

 Kiki


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