【アステカ絵師必読】知らないと、マジで泣くぞ…。
約翰さまuser/2383309が日本語のアステカ神話文献のあやしいところをブログにまとめてくださいました!!「有名だからといって信頼できるとは限らないアステカ神話のあれこれ」http://www.nijinomannaka.com/BLOG/?p=1478……というか、「日本語で読めるアステカ神話の有名な本が、実は軒並み怪しい記述だらけだった」という、すごい惨状です…。「若者が、恋する乙女を振り向かせるためにテスカ様と一騎打ちして勝って、勝ったかわりに願いをかなえてもらった」という神話も、日本人の創作だったらしいです。私は、そんなことも知らず、テスカトリポカ様がケンカに負けるネタを何回も描いていました…。テスカ様すみません…。■■■……と、いうわけで、アステカで作品を描く方は、記事をチェックして知っておかないと、私のように泣くぞ…。日本語文献を軒並み読んで、神様のキャラクター設定をして、長年に渡って創作している人ほどダメージがでかいです。場合によっては、キャラ設定が根っこからひっくり返る衝撃だ…。■■■追記(2013.4.13)第2弾ができたそうです!!http://www.nijinomannaka.com/BLOG/?p=1576うわ…。傷が深くてこれまでの創作物を修正しきれない…。
27
8
1936
2012-09-20 22:04
Comments (9)
>約翰さま 本当に、記事でまとめてくださりありがとうございました!「テスカ様が雨の神から略奪したのはトラソルテオトルでなくてショチケツァル」「ショロトルは神々が生け贄になるのが悲しくて泣いていない」「ケツァルコアトルは靴から火を出してない」のあたりも衝撃でしたよ…。
>sahiareさま 創作の多い松村さんの本は、元々は昭和3年の本なんですよ…。昭和ヒトケタの時代の本が、今なお主要な本としてアステカ初心者に読まれ、のちの本で誤りが指摘されてない辺り、アステカ界のマイナー度を感じます…。研究者はたぶん知ってるんでしょうけど。
いうことは知っておきたいんですよね。だんだん元ネタ探しが楽しくなってきたというのもありますが。(途中で切れた…すみません)
ご紹介感謝です!私も初めて『メキシコの神話伝説』を図書館で見つけたときには「いい本見つけた!」と感激したものでしたが、偶然脚色に気づいてショックを受けました。かく言う私自身「公式はこうだけど私はこの設定で行く!」というのをちょくちょくやりますが、それでもやっぱり本当はどうなのかと
脚色したり贔屓したり話作ったりは歴史・神話関連で時に見られますがアステカ神話では顕著なんですね…。太古の話だったらそれがそのまま本筋の話や有名な話になっちゃったりもするんでしょうが( 盂蘭盆とかまさにそれですね )、今でもよく読まれる有名な本となると痛いですね~。
Show More