【腐】彼は努力の信者だ【木日】

努力に盲目的に従おうと、恋によって盲目になろうと、報われるとは限らない。　■ほくろ様が出張ってます。黒子さんじゃありません。ほくろ様です。　　　　　　■凡人に容赦ない黒バスの世界観が好きです。キセキの相手は結局キセキか同レベルの秀才にしかできないという野性味溢れる弱肉強食感がよい。しかしながらキセキも秀才も数が限られているから凡人が出ざるをえず、そして上手いことチームを機能させるのには凡人も必要であるというのがいいです。決して凡人だから足を引っ張るとかそういう展開がないのが黒バスのいいところです。そして努力が報われるとは限らないのも生々しくていいです。　■ようは、「日向は言うまでもなく凡人で、身長とか足の速さとかフットワークとかテクニックとかおおよそ凡人の枠に収まる。そんな彼が試合の時になんだかんだでゴール決めて、活躍できるのは単に日向が努力の信者だから。好きだからこそ出来る域の努力でようやく一つだけ武器を手に入れてる。しかしそれは常に発動されるわけじゃなくて、きっと努力込みのメンタルと運に大きく左右される。少しでも試合で役割を果たせるように日向は心の隅から隅まで明け渡して練習に明け暮れる。その様は恋をしてるようじゃないかと。その領域はフィジカルにも恵まれた秀才タイプの木吉にはおそらく分からない。でも黒子は、かつて自分のことを凡人だと思っていた黒子には少しだけ日向の気持ちが分かるんじゃないかな。」という話でした。多分。　　　　　　　　■たくさんの評価、ブクマ、それとブクマコメ、タグありがとうございます！！誠凛の制服が未だに正しく描けてないあほたれですが素直に喜んでます！！自分ではあまり深いつもりもなかったのですがどうやら深めではあるようですｗ　　　　■解答編→illust/38372915