【命の系譜】 星
蒼く茂る草原 そこは地でなく天に在り、あたり一面水面が広がる 水底は地 されど薄い水の先にあるのは地上の天 どこまでも静かな草原と変わり 赤き火が灯る世界 星は言うのです「世界は地へと堕ちた 深い深い闇の底 共に歩んだ者達は あの赤に消えた」と 星そのものの声を聴くものは少なくなった これを伝えなくてはならない 星がそう言うのだから 「天は常に貴方の傍にあり、いつしかその先を示してくださる だからどうか 歩みを止めず その先を目指してください―――」 赤の世界を知らぬ星の子は そのためだけに歩み出した ◆すごいわかりにくいですね(しろめ うちのアノン【illust/30658929】
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2012-10-08 20:07
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