劉備手動兵馬俑

信助「あの・・手のほうは大丈夫ですか？」劉備「うーむ・・・どうもよくないな・・昔から早く手を治療しないと悪霊が手に乗り移るといわれてるんだが・・・うわーー！！腕が人の形に！！悪霊がわしの手に乗り移ったー！！」信助「わあぁーー！！！」劉備「わっはっはっは！！！冗談だ冗談！！さっきの兵馬俑（へいばよう）の部品で小さい兵馬俑を作ってみたんだ　結構わしも器用だろ？自動で動くようにはできないが手を入れて動かすことはできる　顔もほら信助　お前にそっくりに作っておいたぞ　ははは　どうだまるでお前の弟みたいじゃないか　コンニチワ信助！！ボクモシンスケッテイウンダ！！ココロノソコカラシンスケ（心底）ナカヨクシヨウ！！」信助「もーからかわないでくださいー！！（赤面）」劉備「はははｗｗ信助大分表情がやわらかくなったぞ　どうもお前は小さい事を引きずるクセがあるな　それが足かせになってるんだ」信助「そ、そんなことは・・」劉備「自分はそう思わなくても他人から見れば一目瞭然だ　男は小さいことでいつまでもクヨクヨしてちゃいかん！！そういう時は一度頭の中を空っぽにするんだ！！」信助「空っぽ？」劉備「そうだ　こうやって冗談を言ってると嫌なことなどすぐ忘れて気持ちを切り替えることができる　わしがいつもやってることなんだ　失敗してもめげずに冗談言って大声で笑って気持ちを切り替えて前に進む！！これは他の人間と打ち解けるのにも重要なことなんだぞ」信助「僕・・どうしても悲観的になるし」劉備「コラッ！！信助！！劉備ノオジサンガイッテルダロ！！イツマデモクヨクヨスルナッテ！！イツマデモヤッテルトコツン☆シチャウゾ！！」信助「もー　やめてくださいよそれｗｗｗｗｗ」関羽「ふっ・・ああやってすぐに人の心をつかめるのが義兄者のすごいところだ」張飛「おう　それは俺もいつも思ってることだ！！だからこそ俺は義兄者のためなら命など惜しくはないぞ！」関羽「我ら三人生きるも死ぬも一緒と兄弟の契りを交わした仲　だが俺は死ぬなら義兄者よりも先だ」張飛「そうともよ！！俺たちが死んでも義兄者なら俺たちの死を絶対に無駄にしないからな！」関羽「ほー　お前にしては珍しくいいことを言ったな」張飛「そ、そ、そうか・・・！？ほ、ほめられるってのも恥ずかしいな（赤面）」関羽「ふふ・・あの信助とやら　義兄者とどのように成長するのか楽しみだ」