零式単発拳銃改「クェーサー」

魔理沙の手によって改修された零式単発拳銃。
香霖堂の倉庫から弾薬もろとも「借りてきた」はいいものの普通の人間の手には余る代物だった零式単発拳銃を、普通の人間でもまともに扱えるように改造したものである。
改造と言っても実際原型のままなのはほとんど基部だけで、あとは原型の部品を元に最適化したものか、あるいは完全に新規に取り付けられたものばかりである。
まず命中精度の向上と反動の抑制を狙って銃身を延長し、カウンターウェイトと補強を兼ねてハンドガードが取り付けられている。
また、対中～遠距離での使用も考慮してスコープを標準装備とし、射撃時の安定性を高めるためにストックも取り付けられた。
無論だがこれらの改造により全長は大きく増えて元の倍近くにまでなっており、そのフォルムも相まって最早本銃を拳銃と認識するものは本人含め誰も居ない。