黒子くんVS2号
…先程から彼女に声を掛けても彼女はこちらを向いてくれません。僕のことに気付いていないのか…。そのことにもショックだが、何より彼女の視線を2号に独り占めされているのが気に入らない。
今度は少し強めに彼女の名前を読んでみた。
「あ、黒子くん」
振り向いた彼女の表情はいつもの無表情と違い、やわらかい笑顔を浮かべていて。
先程の黒い気持ちはとたんに消え失せて、僕は目の前の“花”に見入っていた。
<引き続きちゃったんさんに言われて書いた絵にちゃったんさんが文章をつけてくださったので続投です。
今度は少し強めに彼女の名前を読んでみた。
「あ、黒子くん」
振り向いた彼女の表情はいつもの無表情と違い、やわらかい笑顔を浮かべていて。
先程の黒い気持ちはとたんに消え失せて、僕は目の前の“花”に見入っていた。
<引き続きちゃったんさんに言われて書いた絵にちゃったんさんが文章をつけてくださったので続投です。
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2012-11-07 02:20
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