異常握力２

紫堂龍illust/31097466ｖｓ滝沢カイリillust/29920064　シリーズ最終戦で行われた正規軍ｖｓBAD END、シングル五番勝負。対戦カードは両者の入場曲が鳴った時に分かる仕様。最初に入場した正規軍の一番手は、問題児･滝沢カイリ。滝沢がリングインし、次に鳴り響いた入場曲に場内はどよめく。総帥･紫堂がまさかの一番手として入場。そして五番勝負第一戦のゴングが鳴り響く。滝沢は持ち前の向こうっ気の強さを発揮し、全く臆する事無く紫堂に飛び掛っていく。まだ入場コートを羽織ったままの紫堂を急襲し、場外へ蹴り出すと強烈なトペ・スイシーダで機先を制することに成功。勢いを止める事無く速攻をしかける滝沢。一気呵成の攻めを繰り広げ、会場は滝沢押せ押せムード。紫堂の長身を見事に抱えあげ、得意の旋回式フィッシャーマンバスターで叩きつける。カウントは２。一気に勝負をかける滝沢はコーナーを駆け上がり、立ち上がらんとする紫堂めがけて大きく跳躍。しかし飛び込んだ滝沢の視界一杯に広がる紫堂の大きな掌。次の瞬間滝沢の視界は完全に覆いつくされ、鼻も口も覆われ呼吸を奪われる。そして頭蓋を襲う凄まじい圧力。こめかみを穿つ激痛に全ての思考を奪われる。悶絶し絶叫する滝沢。しかし思考は激痛に塗りつぶされ自分が絶叫している事にも気づいてはいない。時折痙攣を見せ始めるその両足がマットを離れ、褐色の鍛えこまれた体が吊り上げられていく。それは毒蜘蛛が獲物を捕らえ、鋼鉄よりも強靭なその糸で自由を奪い、吊り上げて行くがごとく・・・。　　　　　　脱力するまで握り潰し、次に手を離し落下するトコに膝を突き刺す、滝沢はillust/31298756と同じ目に遭います。そしてトドメに顔面蹴り一閃。○紫堂龍(６分２８秒体固め)滝沢カイリ●