誰も知らない、君をまた描こう
「私はミーシャ♪ ヨロシクね♪」そう言って彼女とその馬鹿ロボット(キャスト)は出会った。もうそんな事は、彼女を作ったプレイヤーすら覚えていないのだろうけど…。それはシップ6『ヒマリア』で出会った何気ないパーティー参加の、何気ないオートワードのやりとり。しかし彼女を作ったプレイヤーは、ミーシャなる彼女をオイラに「存在感のあるキャラ」と魅せた。だから彼女がヒロインになったのは、ただ、最初の方に出会ったという偶然ですw オートワードでキャラを演じるのが普通だった10年前。でも、その中でもオートワードでキャラを立たせて魅せれた人ほど、オイラの記憶に残っている。それはそのシップ6の、その出会いでしか知り得ない事で、他の誰もが知らない事で、まさしくネットゲームだけにある一期一会の出会い。例えば、時の継承者のミューやライアを描けば、誰かが喜ぶかもしれない。千年紀の終わりのファルや、還らざる時の終わりにのネイを描けば、もっと喜ぶ誰かがいるかもしれない。でもPSOで出会ったその10年前の彼女を描いても、誰得の絵でしかない。それはオイラの感傷でしかない。 でも、オイラは、そんな彼女にもう一度出会いたい。「もう一度、貴方に会いたい…。」それを唱えて、10年前のPSOでラグオルをガンマとミューで闊歩したのに、「シーレン、貴方にもう一度会いたい」そう言い続けたのに、10年後の今は、誰も知ることのない、「ミーシャ」というネトゲで偶発的に作られた彼女にもう一度出会いたいと言う皮肉。でもそれが「貴方に確かに過去に出会って、共に歩いた」という記憶じゃなかろうか? いったい何時の頃から、ネトゲはレアだけ掘って周回すればいいゲームになったんだろう? いったい何時の頃から、キャラを演じるオートワードを設定すると「キャラ演じるのウゼー奴w もっとレア掘りに効率良くいこうぜー、オートワードなんかイラネーヨ」と冷めたゲームになったんだろう?いったい何時の頃から『RPG』は「ロールプレイング」つまり「役割を演じる」というゲームでは無くなったんだろう? PSOは4人がバラバラの職でも、お互いがお互いをサポートしあえるお互いの職を尊重しあえるゲームだったのに、どうしてPSO2ではハンターは要らない子になったんだろう…。 ゲームの効率って何なんだろう…。
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2013-02-11 23:22
Comments (3)
訂正 シップ>シップ1
PSO2のシップは、もう修羅の国みたいに効率考えてないプレイヤーはプレイヤーじゃない!ぐらいらしいですぞ?オートワード喋っただけでブラックリスト逝きらしいですぞ。こわわっわ
効率は、自分が追求するのは構わないんだけど、他人に強要するのは ねえ