シャパラル 2F
この車については”怪鳥”という言葉がぴったりだと思いますね。まあ、実際シャパラルとはアメリカ南西部に生息するカッコウ科の鳥で、シャパラルの生み出す車たちは”白い怪鳥”と形容されています。2Fは1967年の耐久レース用に投入されたもので前年にcan-amレース用に投入された2E譲りの異様なまでの大きさのウイングを持ち、前年の耐久レース用に投入されていた2DのFRPモノコックをもとにして、エンジンの排気量を驚くことに7ℓまでに拡大した通称”ビッグブロック・シェビィ”を搭載したまでは良かったものの、トランスミッションは専用のものではなく2Dのものをそのまま使用(3段オートマチックトランスミッション)した為、高出力のエンジンに耐えきれずこの車の“アキレス腱”となってしまうのでした。シーズン中はトラブルが頻発して思うような成績が残せなかったものの、最終戦で辛くも勝利をつかみ、有終の美を飾ったのです。■日本ではあまりなじみのない車種かもしれませんが、ある一定の年齢以上の方なら、かつて田宮模型からモデル化されていたことをご存知かもしれません。その時は”チャパラル”なんていう呼称だったようです。ちなみに現在でも手に入るシャパラルはフジミ模型の2D、アリイ(現マイクロエース)の2Cですが、アリイのほうはなかなか店頭で見かけるのが(ネット上はそうでもないかもしれませんが)少ない感じです。
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2013-03-05 08:19
Comments (7)
秀ぱんださんへ 動きを表現する”ブレ”の表現はまだまだ試行錯誤のし甲斐がありますね。観察眼だけでなく、力学等の知識もあるとより表情豊かに描けるかも?
うっひゃあ!ただ描くならまだしも動きをしっかり感じるぅ〜♪なじらねさんすげえ〜(#^.^#)
でもって、胃腸炎ですが薬は飲みきって症状は落ち着きましたが、胃の粘膜を傷つけられたかまだ胃が痛む感じですね。
夏目公輝さんへ この車の場合どこからバンパー、どこまでバンパーな感じなので、一般的には”フロントカウル”、”リアカウル”と呼ばれていますね。写真でしか見たことないですが、後ろからの眺めはすごくあっさりしていますよ?ウイングだけが異様な感じを漂わせているけれど。
もっちりさんへ ちょっと意識はしましたね。個人的には田宮模型の箱絵が一番好きで、画材は違うけれどいつかあんな風に描けたらいいなと思っています。
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