リオンの妹・その名はアスタ！

怪嬢大百科シリーズ追加。オルガ姉妹の一人オルガアスタはオルガリオンの（生物学的な意味での）双子の妹。地球から遠く離れた惑星ZSTORYUGZHの部族社会に生まれ、姉と共に戦士として育った彼女は母星が異星人の侵略に晒された際、戦いを挑んだが敗れ、奴隷として連れ去られてしまった（リオンは彼女が殺されたと思い込んでいた）。しかし連れ去られた先の惑星で命を落としかけた所をオルガビーイング５大始祖の１人オルガレッディに救われ、その力によってオルガビーイングとして生まれ変わった。その後帰還したアスタは同じくオルガビーイングとなった姉が故郷を守り抜いた後、宇宙へと旅立ったことを知り、その後を追って地球へ来訪。再会を果たした後は故郷へと戻り、普段は故郷を中心とした宙域の平和を守るために活動している。俊敏な動きと強烈な打撃技を得意とする姉に対し、姉を上回る腕力を生かし、敵の攻撃を受け流しつつ放つ豪快な投げや組み技を得意とする。また脚の鎖は奴隷時代に付けられたものだが、オルガビーイングとして生まれ変わる際肉体と共に変成した為、今や肉体の一部となっている（その特殊な組成がアスタに姉を上回る腕力を与えているらしい）。性格はリオンに輪をかけて真面目で一本気（オルガ姉妹の一員に迎えられた際も、オルガビーイングとしての“母”が異なることを理由に一度は辞退している）。姉達のことは「姉さん」と呼ぶが、リオンのことだけは二人きりの時に限り「お姉ちゃん」と呼ぶ。リオンのことを尊敬しており、その師匠に当たるオルガノヴァに対しても崇拝に近い感情を抱いている（その所為でお荷物扱いのオルガクレナイの面倒を押し付けられたりする……）。最近はしばしば地球を訪れているが、人間形態の時の“仮の名前”はなく、単にアスタと名乗っている。唯一の妹であるオルガハートこと的矢心、弟であるオルガパルスこと星ユウトの２人に対しては良い姉でありたいと強く願うあまり毎回ヘンテコな行動を取ってしまいがち。また故郷において肉親を失った幼い怪嬢ロニを引き取り、親代わりとして育てている。