【PFNW】八つ当たり【失われた都】

調査開始から12日目。

それは異様な光景だった。

その一角はエクシルアニマルの夥しい死体で溢れていた。
核だけ壊されたものもあれば、原型を留めていないようなものもある。

時折ついでとばかりに、他のモンスターのものも混じっていたが、それは明らかに、エクシルアニマルのみを狙ったものだった。

これを行った人物は、危険度の高いモンスターにも遭遇したのだろう。
尋常ではない破壊の跡もいくらか見られた。

それはまるで、怪物が、苛立ちまぎれに、道を塞ぐものを無慈悲に踏み潰すような。

…正直、寒気がした。

まだまだ調べたいことはあるが、我々は一度、このエリアから離脱しようと考えている。
姿なき怪物の怒りに触れないうちに。

～ブライゼン、派遣調査員の手記～

◆邪魔なものは、踏み潰して進む主義。

◆4章も中間ですが、このお話は2章の終わりの話です←

◆これ[illust/34826530]でいなくなったスカイが、どこで何をしていたかという話。
　エクシルアニマル(たち)[illust/34751329]の生い立ちに何かを感じたスカイは、八つ当たりモードに。
　そして…？→[illust/34554350](アストライアー号にこっそり忍び込んだようです)

◆ログインこれから描くよ！！←