幽雛

ジン様のリクエストを受けて描いた絵です。　■幽香「…そこにいるのは誰かしら？バレてるのよ、そこの木の陰に隠れてる誰かさん。」雛「…やっぱりバレちゃったのですぅ。あんまり気付かれたくなかったのにですぅ。」幽香「人形？」雛「雛は人形じゃなくて厄神様なのですぅ。」幽香「…流し雛、なんでしょ。元は。」雛「あれあれ、なぜ分かったのですぅ？」幽香「雰囲気と、オーラといったところかしらね。神様にしては、私より力がなさそうに感じたのよ、オーラで。」雛「…厄い、あなた相当に厄いのですぅ。おぞましい力なのですぅ。」幽香「心配しなくていいわ。今日の私は機嫌がいいの。…ところで、あなたに紹介したい子がいるの。」雛「特に興味は湧かないのですぅ。」幽香「そう言わないこと。その子のところまで案内してあげるから。きっとあの子喜ぶわ。『お人形さんのお友達なのー』とか言いながらね。」雛「…正直気は乗らないのですぅ。」　■ジン様、この絵をあなた様に捧げます。