パパとは決して呼ばんぞ
「さあ孫悟空!!くだらんジョークはもう終わりだ!さっさと仙豆を食べてもう一度戦え!!(悟飯の気が減っていないことに気づかないほど孫悟空に執着)」
「わたしはどうしても完全体になりたかった(自らを退化させてまで過去に行くなどよほどの執着心)」
「ドクター・ゲロの野望は、孫悟空を倒すなどというちっぽけなものではない。この世を、全宇宙を瞬時に支配できる究極の強さだ(GTではそういう野望ではなかったようです…)」
「すべてはドクター・ゲロの計算どおりだ(ほかやけにドクター・ゲロ発言多し)」
「オレはドクター・ゲロさまが造りあげた究極の人造人間だ」(未来トランクスさんの時代より)
これらの台詞からどうしてもこのセルさん、なんだかんだ言いつつもドクター・ゲロの野望を叶えようとする親孝行者に思えて仕方ありません。人の指図は受けそうにない性格の方ですから、ドクター・ゲロがずっとそばについていたなら17号や18号のように殺していたかもしれません。ですがその親は目の前で殺され、研究所も破壊され、かろうじて生き延び動き始めたときには独りでした。残されたのは17号と18号を吸収し完全体となるのだという遺言のみ。
ですがその17号も18号も、もともとの目的であった孫悟空もすでにおらず、どうすれば完全体になれるのか、そのあと何をすればいいのか、指示をくれる親ももうおらず。トランクスを殺し自らを退化させてでも過去に行き完全体になりたかったというのは、孤独な彼にとって当然の成り行き、唯一の生きる目的だったのではないでしょうか。
最終目的はとくにありはしない、征服などという俗なことに興味はない、孫悟空を殺すことなどもいまとなってはたいした意味がない、と言いながらも、心のどこかで生みの親であるドクター・ゲロの存在が残っている、そんなセルさんはいかがでしょうか。
イラストは前作「パパ」解説文の続きのようなものです。
また、セルジュニアたちがセルさんをどう呼ぶのか本編では不明ですが、親子ともにコルド一族の性格が前面に出ている点、他の方の作品を見てもパパと呼んでいるケースが多かったもので当アナザーストーリーでもパパと呼ぶ流れになりました。
<閲覧、評価、ブックマークを本当にありがとうございました!お恥ずかしい限りです。
<タグをありがとうございました!ほのぼのしました(^-^)
<コメントをありがとうございました!
「わたしはどうしても完全体になりたかった(自らを退化させてまで過去に行くなどよほどの執着心)」
「ドクター・ゲロの野望は、孫悟空を倒すなどというちっぽけなものではない。この世を、全宇宙を瞬時に支配できる究極の強さだ(GTではそういう野望ではなかったようです…)」
「すべてはドクター・ゲロの計算どおりだ(ほかやけにドクター・ゲロ発言多し)」
「オレはドクター・ゲロさまが造りあげた究極の人造人間だ」(未来トランクスさんの時代より)
これらの台詞からどうしてもこのセルさん、なんだかんだ言いつつもドクター・ゲロの野望を叶えようとする親孝行者に思えて仕方ありません。人の指図は受けそうにない性格の方ですから、ドクター・ゲロがずっとそばについていたなら17号や18号のように殺していたかもしれません。ですがその親は目の前で殺され、研究所も破壊され、かろうじて生き延び動き始めたときには独りでした。残されたのは17号と18号を吸収し完全体となるのだという遺言のみ。
ですがその17号も18号も、もともとの目的であった孫悟空もすでにおらず、どうすれば完全体になれるのか、そのあと何をすればいいのか、指示をくれる親ももうおらず。トランクスを殺し自らを退化させてでも過去に行き完全体になりたかったというのは、孤独な彼にとって当然の成り行き、唯一の生きる目的だったのではないでしょうか。
最終目的はとくにありはしない、征服などという俗なことに興味はない、孫悟空を殺すことなどもいまとなってはたいした意味がない、と言いながらも、心のどこかで生みの親であるドクター・ゲロの存在が残っている、そんなセルさんはいかがでしょうか。
イラストは前作「パパ」解説文の続きのようなものです。
また、セルジュニアたちがセルさんをどう呼ぶのか本編では不明ですが、親子ともにコルド一族の性格が前面に出ている点、他の方の作品を見てもパパと呼んでいるケースが多かったもので当アナザーストーリーでもパパと呼ぶ流れになりました。
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2013-05-07 19:12
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