ある日の昼下がり②

名前を呼ばれた                   ほぇ?                   間抜けな声が出てしまった。笑い声。振り向くと『彼』は口元をおさえて実に可笑しそうに笑っていた。                    あぁ、この人もこんな風に笑えるんだ                      マジマジと見ていたら不思議そうな顔をされた。だから今度は僕が彼の顔を指差して笑ってやった。
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2013-05-08 10:33

 空屋


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