西九州電気鉄道7000系

■一般型6000系、特急型8000系とともに、2000年にデビューした急行型車両。21世紀のニュースタンダードとして開発され、車体・走行関係のぎ装系を6000系・8000系と共通化することで、トータルコストの低減を目指した。最高速度は2001年からの急行系のスピードアップに対応するため140km/hとされ、7000系列同士の併結はもちろん、従来車との併結のための読み替え装置も搭載。さらに座席は、背もたれを一人分ずつ独立させ、レバー操作で最大25度傾けられるセミリクライニング機構付きのバケットタイプの転換クロスシートを初めて採用。また全ての扉上部にLCDモニターを設置、居住性の大幅な改善がなされた。2005年までに7連17本が製造され、旧型の300・370系置き換えに貢献した。