悪役名鑑Part1「キング・クルール」

初出はスーパードンキーコングのラスボスとして登場。
その後は海賊のキャプテンになったり謎のオーバーテクノロジーで島を吹き飛ばそうとしたりボクシングしてみたりレースに出たりおかまっぽい喋りになってみたり。
ノーパンでマントに王冠だけはしっかりかぶってる。どう見ても裸の王様。

スパドンではあのゴリラよりもでかい図体を持ちながら攻撃方法は王冠を飛ばしたりぴょんぴょん跳ねたり鉄球落としたり・・・肉弾戦ほぼ無し小細工たっぷり!
しかも偽のスタッフロールを用意してまで死んだふりをする小賢しさっぷり!

しかし64では一転、正々堂々とボクシンググローブをはめてタイマンで猿を一匹ずつ倒していこうとした・・・が、猿の方がもっとせこかった。
照明を脳天に叩き落として来たりバナナで滑って転ばさせたり足の指をボウガンで狙い撃ちされたり。
この奇行にクルールも黙っちゃいない!フェイントで相手の攻撃を誘ったりブーメラングローブとかいう謎の飛び道具の持ち出し、果ては消える魔球ならぬ消えるクルール。
一体どうやって透明になる技術を体得したんだ・・・?

ゲームでの奇行も去ることながらアニメの色物っぷりも凄まじかった。何故あの口調になったのか今になっても謎だらけである。

ともあれスパドンで初めて見たキングクルールは、そのワニをモチーフにした姿が見事にストライクゾーンにはまり、りぼるばー少年の心が悪役スキーに傾き始めた諸悪の根源的存在。スマブラに出たら間違いなく使い込んだであろうキャラだがいつの間にやらその機会は永遠に失われてしまった感がある。
いつかまた出番が来るときはあるのだろうか・・・。

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2013-08-05 12:47

 デスペラード


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