【七つの国】高砂=フローラ【第6期】

【七つの国／illust/31871542】緑の国の暗殺一家、フローラ家の５代目当主です。

【父上：ラムール＝カウィ／illust/37557793】
　「父上は見目麗しいだけでなく、歌うお声がほんに美しゅうてのぉ…。
　幼き頃は、事あるごとに歌をせがんだものよ。
　我はこのような見た目であろ？せめて父上の歌声だけでも継ぎとぉて
　幾度か教わったのだが…結局、習得することは出来なんだなぁ。」

【母上：祇王＝フローラ／illust/37475540】
　「母上は…そうさな、幼き我に長の座を押し付けたという印象が…
　ふふふ、嘘、冗談じゃよ。
　白化し体の弱い我でなく、アルカラズを長にと推す者が出ぬよう
　先手を打っておかれたのであろうと我は思ぉておるよ。
　まぁ、父上と共に居りたかったというのも本音であろうが、の…」

「Σこれ御両人。どうせこの後昂ぶるのじゃろうから噛み合いは自室で為されよ。ほれ、しっしっ。」

【アル(妹)：アルカラズ＝フローラ／illust/38385006】
「家が家ならば、我がこのような身ででなくば…
　主は、その美しい心に沿うた生き様をしていたであろうにの…。
　友や仲間に囲まれ、光を愛で、笑顔溢れる場におれた筈の主を
　血と叫び声と死に塗れたこの家に繋いでしもぉたは我の罪じゃ。
　…アルや、もしもの時は躊躇すなや。
　我も家も捨てて構わぬ、主の心の侭に進みや。それが、姉の願いじゃ。」

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美しい旦那様に娶って頂きました♡【桑舞様／illust/38269255】

「共に行こうぞ、桑舞。
　我も主と同じ、見たことの無いものを見たいでのぉ…実に楽しそうじゃ。
　それに、主から貰ぉた“此れ”があれば、日の光も問題になるまいて。」

「身につけておれば主と共に在るようで嬉しく思う。確かに心も安らぐ。
　したが主の命を喰ろぉた石かと思うと憎くてかなわぬ…何とも皮肉な話よの。」

「（能の【高砂】は相生と相老いの言祝ぎの舞。
　その名の通り、命永らえて共に老いる事赦されぬは何故じゃ…？
　我は、欲深き事を願ぉておるか？
　国も家族も何もかも失い、唯一我が手に残った愛しき者まで何故に奪われねばならぬ！？
　桑舞無き世を、我が生きねばならぬ道理があるかえ…？）」

「長きに渡る旅、実に御苦労であったの。
　とは言っても、是より先は死地への旅。道連れは我…
　ふふ、ほんに代わり映えのせぬこと。赦せよ、桑舞。」
　
「…さぁ、共に逝こうぞ、桑舞。」

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祖国を同じくする茶飲み友達 兼 再従兄弟【玄浄さん／illust/38289343】
そのお子様で成長を楽しみに見守らせて頂いております【佐久夜くん／illust/39127951】

「確かにそちの言う通り、我が姓はフローラ。そして名は高砂。
　彼の国にてフローラ家第５代目頭目を務め、そして７代目頭目たる者。
　して、我が名を知る其方は何者じゃ？…我が一族に恨みを持つ者かえ？」

「これはこれは！久しいのぉ玄浄殿。
　おや、此度は佐久夜坊も一緒か。どうじゃ？息災にしておったか？
　先だって、主の好みそうな書籍が手に入っ…そうか、そんなに喜んでくれるか。
　茶と一緒に運ぶ故の、客間でしばし待っていておくれな。（頭撫々）」

「ほぉ〝白雪〟…これはまた恐れ多くも麗しい名を頂戴したものよ。
　あぁすまぬ、聞かぬ方が良かったかのぉ？
　しかし、その年で泉鏡花を読み遂せるとは…ふむ…。
　佐久夜坊、名を貰ぉた礼じゃ。主の為、数え切れぬ程の本を用意させよう。
　能ぅ励んでおくれ。白雪は、主の成長を心より楽しみにしておるでなぁ。」

「今年も一族供養の儀、お勤め頂き深く感謝致しまする。
　幾度となく魂送りを拝見しておるが…ほんに、美しさは色褪せぬものよのぉ。
　父母も妹も祖達も、主の幻術に大層心癒されることであろうなぁ…。」

「…玄浄殿、何時ぞや申しておったな。我ら夫婦が〝連理の枝〟であると。
　その枝、遠からぬ日に〝比翼の鳥〟となるやもしれぬ。
　年に一度の主との邂逅、楽しみにしておりますが故…どうぞ宜しゅう頼みます。」
　


※編集中

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２Ｐ：仮面なし ３Ｐ：全身図（画像サイズ大）です。
また、お借りした素材はイメレスの他に【ID=32767951】【ID=30802225】
いつも有難う御座います…！！！

不備・問題等ありましたら御連絡頂けますようお願い致します。